フロントワイパー

フロントワイパーシステム

フロントワイパー

  1. 構造
    1. 風切り音低減
      1. 停止位置での運転席ワイパーブレードは,フードパネル→カウルルーバー→助手席ワイパーアームと流れる風よりも下に位置する構造とし,ワイパーブレードによる風切り音の低減をはかりました。

  2. 機能
    1. 間欠機能(標準車のみ)
      1. ワイパーコントロールスイッチをINT位置に操作することにより,約3.3秒に1回の間欠作動を行います。
    2. 時間調整付き間欠機能(C/G/Sパッケージのみ)
      1. ワイパーコントロールスイッチをINT位置に操作し,間欠時間調整ボリュームを操作することにより,約1.6秒~10.7秒に1回の間欠作動を行います。
    3. ウォッシャー連動機能
      1. ウォッシャースイッチを約0.3秒以上ONすると,ウォッシャー液が噴出するとほぼ同時にワイパーがLO作動を行い,約1.5秒以上ONした場合には,ウォッシャースイッチOFF後約2.2秒間のLO作動を継続し,その後停止します。

  3. 作動
    1. 間欠作動
      1. ワイパーコントロールスイッチをINT位置に操作すると,充電完了状態であるコンデンサーC1からの電流が,ワイパーコントロールスイッチINT1端子→ワイパーコントロールスイッチINT2端子→Tr1へと流れTr1がONします。
      2. Tr1がONすると,電流はワイパーコントロールスイッチ+S端子→ワイパーコントロールスイッチ+1端子→ワイパーモーター→アースヘと流れ,モーターが回転します。
      3. モーターが回転すると同時に,コンデンサーC1はワイパーコントロールスイッチINT1端子→ワイパーコントロールスイッチINT2端子経て放電し,放電を完了するとTr1がOFFするため,リレー接点がOFFしてワイパーモーターが停止します。
      4. リレー接点がOFFすると,再びコンデンサーC1が充電を開始し,充電完了まではTr1をOFFし続け,これが間欠停止時間となります。
      5. コンデンサーC1の充電が完了するとTr1がONし,リレー接点がONすることにより,再びワイパーモーターが回転します。
      6. 上記,放電と充電の繰り返しが間欠作動です。
    2. 間欠作動時間調整作動
      1. ボリューム(可変抵抗)を調整すると,+IGからコンデンサーC1へ流れる電流の量が変化し,コンデンサーC1の充電時間が最短約1.6秒~最長約10.7秒に変化します。これにより,間欠作動時のリレー接点OFF時間(間欠作動時間)が変化します。
    3. ウォッシャー連動作動
      1. ウォッシャースイッチをONすると,電流が+B電源→ウォッシャーモーター→ウォッシャースイッチWF端子→ウォッシャースイッチEW端子→アースへと流れるため,ウォッシャー液が噴出します。
      2. ウォッシャー液が噴出すると同時に,電流はTr2に流れるためTr2がONします。Tr2がONするとTr1もONし,リレーコイルに電流が流れ,リレー接点がONします。
      3. リレー接点がONすると,電流はワイパーコントロールスイッチ+S端子→ワイパーコントロールスイッチ+1端子→ワイパーモーター→アースへと流れ,ワイパーモーターが回転します。
      4. モーターが回転するとき,コンデンサーC2が充電を完了しているため,ウォッシャースイッチ OFF後もコンデンサーC2は,約2.2秒間放電します。
      5. コンデンサーが約2.2秒間の放電をすることで,Tr1も約2.2秒間ONし続けるため,ワイパーモーターは回転を続け,コンデンサーC2が放電を完了すると,ワイパーモーターは停止します。