ボデー内装
内装概要
マイルーム感覚をキーワードに,くつろぎや安心を感じる心地良い室内空間を創出しました。
インストルメントパネル回りは,誰にでも使いやすくをコンセプトとした立体構成のセンタークラスターを採用するとともに,水平方向に広がり感のあるデザインにより,居心地の良さを表現しました。
フロントシートは,WILコンセプトのシート構造を採用したセパレートタイプを設定しました。
助手席シートには,タンブル機構や回転機構(メーカーオプション設定)を採用し,助手席側センターピラー内蔵ドアによる大開口に合わせて多彩なシートアレンジが行えるものとし,自由度の高い室内フラット空間を創出しました。
リヤシートは,6:4分割可倒式シートを設定しました。また,2WD車のG/Sパッケージにタンブル機構を採用し,荷室の拡大が行えるものとしました。
シートベルトは,フロント席とリヤ外側席に3点式ELRシートベルトを,リヤ中央席に2点式NRシートベルトを設定しました。なお,助手席シートベルトは助手席側センターピラー内蔵ドアの採用に伴い,リトラクターをシートへ内蔵しました。
フロント席にプリテンショナー+フォースリミッター付きシートベルトを,リヤ外側席にチャイルドシート固定機構付きシートベルトを採用し,乗員保護に配慮しました。また,リヤシートの外側席にISOFIX対応チャイルドシート固定専用バーを設定しました。
荷室にデッキフックとユーティリティーフックを設定しました。
各内装部品の裏面に遮音材・吸音材を設定し,室内の静粛性に配慮しました。
内装色にアイボリーとグレーの2色を設定しました。(参照先 巻末資料-内外配色一覧
)
サイド回り
ドアトリムにインストルメントパネルと質感を合わせたクロス調シボを採用し,インストルメントパネルからスライドドアトリムにかけて連続感のある意匠としました。
ドアトリム表皮は,オーナメント部にダブルジャージを,アームレスト部にPVCを採用しました。
G/Sパッケージのフロントドアインサイドハンドルにめっき処理を施し,高級感を演出しました。
センターピラーアッパーガーニッシュにアシストグリップを設定し,乗降性に配慮しました。
フロントドアアームレスト部は,運転席側に携帯電話などが収納できるアームレストポケットを,助手席側にドアグリップを設定し,利便性・使用性に優れたものとしました。
フロントドアトリムにA4サイズの地図などが収納できるフロントドアポケットを設定しました。
車両左側のドアトリムは,センターピラーの内蔵化に伴い,フロントドアにフロントドアフレームガーニッシュを,スライドドアにスライドドアフレームガーニッシュを設定し,見栄えや連続感に配慮しました。
各内装部品の取り付け構造を見直し,面一化をはかることで,連続感や一体感のある室内意匠としました。
内装部品面一化部位
フロントピラーガーニッシュ×ルーフヘッドライニング
センターピラーアッパーガーニッシュ×センターピラーロワーガーニッシュ
ルーフサイドインナーガーニッシュ×デッキサイドトリム
フロントドアフレームガーニッシュ×フロントドアトリム
スライドドアフレームガーニッシュ×スライドドアトリム
ルーフ回り
ルーフヘッドライニングは,表皮に不織布を用いた成形天井を採用しました。また,ルームランプおよびデッキルームランプとの取り付け形状を面一化し,見栄えや品質感に優れたものとしました。
サンバイザーは,表面にカードホルダー(運転席側のみ)を,裏面にスライドカバー付きバニティーミラー(標準車は運転席側のみ)を設定しました。なお,サンバイザー表皮は,標準車・C/SパッケージにPVCを,Gパッケージに植毛を採用しました。
C/G/Sパッケージにフロントパーソナルランプを,全車にルームランプ・デッキルームランプを設定しました。
運転席・助手席・リヤ外側席のルーフサイド部に回転格納式アシストグリップ(ダンパー付き)を設定しました。なお,車両右側のリヤ外側席には,コートフック付きのアシストグリップを採用しました。
フロア & リヤ回り
フロアカーペットとデッキカーペットにニーパンを設定しました。
フロントおよびスライドドアにインサイドスカッフプレートとアウトサイドスカッフプレートを,バックドアにリヤフロアフィニッシュプレートを設定し,乗降時のボデー傷付き防止などに配慮しました。
バックドアにトリムやガーニッシュを設定し,見栄えに配慮しました。
デッキカーペットの後端部にストラップを設定し,スペアタイヤや工具を取り出す際の使用性に配慮しました。なお,2WD車のスペアホイールカバーの基材には,1年生植物(ケナフ)繊維を植物ポリ乳酸でつないだトヨタエコプラスチックを採用し,環境に配慮しました。
荷室はカーゴフックとユーティリティーフックを設定するとともに,電動車椅子の格納スペースを確保することにより,使用性・搭載性に優れたものとしました。
助手席タンブルシート下部のフロアカーペットとフロアパネルの間にかさ上げ材を設定し,タンブル時のフロアスペースをセミフラット化することで,踏み心地や居住性に配慮しました。
定員数乗車時の荷室容量(VDA法
*
)は343Lを確保し,収納性に優れたものとしました。
□ 参 考 □
*:VDA法は1L(20㎝×10㎝×5㎝)の箱を荷室内で自由に組み合わせて得られる最大の容量。
フック
機能
デッキフロアにカーゴフックを設定し,積み荷をロープやネットなどで固定できるものとしました。
車両左側のデッキサイドトリムにユーティリティーフックを設定し,軽量の荷物を掛けられるものとしました。
遮音材・吸音材
各内装部品の裏面に遮音材・吸音材を設定し,静粛性に優れた室内としました。