- 従来と同様,スライドドアをリヤ左右両側に設定した「デュアルスライドドア」を全車に採用し,乗降性および利便性に優れたものとしました。
- 左右スライドドアのセンターローラーおよびロワーローラーのロードローラー材質を樹脂に変更することにより,スライドドア開閉時における転動音の抑制をはかりました。
- 左右スライドドアの全開ストッパーに,保持力に優れたインターロック式を採用しました。
- 左側スライドドアに,フューエルリッドとスライドドアの干渉を防止するフューエルリッドインターロック機構を設定しました。
- 左右スライドドアに“スライドドア常時給電ユニット”を設定し,ドアが開いている状態でもドア内の各機器へ給電可能な構造としました。
- スライドドアインサイドハンドルを,従来のレバータイプから両振り式ハンドルに変更し,操作性の向上をはかりました。
- ドアハンドル・コントロールスイッチ・トランスミッターキーを操作することにより,左側のスライドドアを自動的に開閉する「パワースライドドア」と「スライドドアイージークローザーシステム」を合わせて採用し,C/G/Sパッケージに標準設定しました。(参照先 スライドドアイージークローザーシステム-構造と作動
)(参照先 パワースライドドアシステム-構造と作動
)
- 従来と同様,スライドドアの重心位置移動を少なくするために平行出しを継続採用し,同時にスライドドア移動角度を最小限に抑えることにより,ドア開閉時の操作性を確保しました。
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- 機能
- スライドドア全閉(全開)時に,インサイドハンドルを開方向(閉方向)へ操作するとスライドドアロックASSY(全開ストッパー)が解除(開放)され,そのままドアをスライドすることができます。また閉方向の操作性に配慮し,スライドドアオープニング部からの操作スペースを確保しました。
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- 構造と作動
- スライドドアを全開位置にするとスライドドア全開ロックストライカーとフックがかん合し,ロワーローラーベース部のラチェットがフックとかみ合うことで固定され,ドアを全開位置でロックします。(下図“全開ロック時”参照)
- 全開ロック状態から,スライドドアアウトサイドハンドルまたはスライドドアインサイドハンドルを引くと,ケーブルが引かれラチェットとフックのかみ合いが解かれます。これにより,フックがスプリング力によってA方向へ回転してドア全開ロックストライカーからはずれるため,スライドドアの全開ロック状態が解除されます。(下図“全開ロック解除時”参照)
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- 機能
- フューエルリッドが開いている場合に,センターレール側のハーフオープンストッパーを作動させることにより,スライドドア側のセンターローラーブラケットと干渉させ,左側のスライドドアがフューエルリッドに干渉する位置まで開かないよう規制しています。なお,パワースライドドア装着車のパワースライド作動は,フューエルリッドが開いているときには作動しません。この場合,手動での開閉操作のみとなります。
- 構造と作動
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- スライドドア手動開閉操作の規制
- フューエルリッドが開かれるとスプリングによりハーフオープンストッパーコントロールピンが押し出され,ベースに取り付けられたハーフオープンストッパーコントロールレバーがC方向へ回転し,連結されているケーブルが引かれます。(A部)
- ケーブルが引かれると,センターレール前方部に設けたハーフオープンストッパーが起立します。この状態でスライドドアを全開しようとすると,ハーフオープンストッパーとスライドドア側に設定したセンターローラーブラケットが干渉し,スライドドアとフューエルリッドが干渉しないよう規制されます。(B部)
- パワースライドドア作動の規制:パワースライドドア装着車
- パワースライドドア装着車には,ハーフオープンストッパーコントロールレバーの回転を検出するフューエルリッド開検出スイッチが設定されており,フューエルリッド開時はON,閉時はOFFをスライドドアコントロールコンピューターへ出力します。
- フューエルリッド開検出スイッチ OFF状態のとき,スライドドアコントロールコンピューターはパワースライドドアメインスイッチ OFF状態と同様と判断し,パワースライドドア作動を禁止します。(参照先 パワースライドドアシステム-構造と作動
)
- 構造
- スライドドア側に取り付けられたケース内の板バネにより,ワイヤハーネスを引き上げドア閉状態でのストロークの余長がケース内に収納される構造としました。
- 車両本体側に取り付けられたワイヤハーネスを固定するクランプを回転式クランプとすることにより,スライドドア開閉時のワイヤハーネスのねじれを吸収する構造としました。
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