開発のねらい(快適性・使用性)

主な装備

特徴

  1. 収納スペース
    1. 各部に数多くの収納スペースを設け,利便性の向上をはかりました。

  2. フロントシート
    1. 運転席シートにシートクッション・ショートバック一体で上下するアジャスターを標準設定し,最適な運転姿勢を得やすくしました。
    2. 運転席シートにアームレストを採用し,快適性の向上をはかりました。(Gパッケージのタンブルシート装着車とSパッケージに標準設定)
    3. 運転席シートに,シートバックポケット,格納式の前席用カップホルダーを採用し,利便性の向上をはかりました。
    4. 助手席シートには,タンブルシート(全車に標準設定)と,回転シート(Sパッケージを除く2WD車にメーカーオプション設定)の2種類を採用しました。
    5. タンブルシートは,タンブル状態とすることで,後席乗員の足元スペースを拡大することができます。また,リヤシートへのチャイルドシートの取り付け作業時などでの作業性向上がはかれます。なお,タンブルはワンタッチ操作で行えるものとして,使用性の向上をはかりました。
    6. 回転シートは,操作レバーにより,乗降側への回転を行えるものとして,体の不自由な人などの乗降性向上に配慮しました。
    7. タンブルシート,回転シートともに,リクライニング時にシートバックを前倒しさせると背面が水平になり,テーブルとして使用できる機能を加えて,商品性の向上をはかりました。
    8. 助手席側センターピラー内蔵ドアの採用に伴い,助手席用のシートベルトを,シート部に内蔵しました。

  3. リヤシート
    1. 全車,6:4分割シートとし,分割可倒シート(4WD車),分割可倒+リクライニングシート(2WDの標準車とCパッケージ),分割可倒+リクライニング+タンブルシート(2WDのG/Sパッケージ)の3種類を採用しました。
    2. リクライニング機構付きシートでは,リクライニングによりリラックスした姿勢をとることができ,さらにシートバックを前倒しすることで,ラゲージスペースの拡大を可能としました。
    3. タンブル機構付きシートでは,シートバック前倒し後にクッションと一体で引き起こすことでタンブルし,このタンブル化により,フラットなデッキスペースの拡大を可能としました。
    4. G/Sパッケージには,後席用カップホルダー付きのアームレストを採用し,快適性の向上をはかりました。

  4. シートアレンジ
  5. 助手席側センターピラー内蔵ドア
    1. 助手席側のドアはセンターピラー内蔵(フロントドアとリヤドアのラップ)構造とし,空間の最大活用と乗降性の画期的な向上をはかりました。
    2. フロントドア/リヤドア(スライドドア)の開閉順序に制限のないアクセスフリー構造として,利便性に配慮しました。
      1. 構造概要
        1. 助手席側センターピラー内蔵ドアの採用に伴い,従来のドアロック配置に対して,アッパーロックとロワーロックを追加しました。また,衝突時におけるドア開放防止に配慮して,センターロックとサブラッチを設定しました。
        2. センターロックに電気式を採用して,フロントドア/リヤドア(スライドドア)の開閉順序の制限をなくすことで,あらゆる開閉モードに対応しています。

  6. パワースライドドア
    1. 運転席のコントロールスイッチ,リモコンスイッチまたはドアハンドルの操作を行うことで,左側のスライドドアが自動的に開閉するイージークローザー付き電動スライドドアです。(C/G/Sパッケージに標準設定)
      1. 作動概要(基本作動)
        1. パワーアシストによる開閉
          1. 全開または全閉方向にスライドドアハンドルノブを操作すると,自動的にスライドドアが全開/全閉位置になります。作動途中で再度スライドドアハンドルノブを操作すると,スライドドアの開閉方向が反転します。
        2. 運転席コントロールスイッチによる開閉
          1. 運転席コントロールスイッチを0.5秒以上押すと,スライドドア内のロックリリースモーターが解除され,スライドドアの自動開閉作動が開始されます。作動途中で再度運転席コントロールスイッチを押すと,スライドドアの開閉方向が反転します。
        3. リモコンスイッチによる開閉
          1. リモコンキーの操作スイッチを0.9秒以上押すと,スライドドア内のロックリリースモーターが解除され,スライドドアの自動開閉作動が開始されます。作動途中で再度操作スイッチを押すと,スライドドアの開閉方向が反転します。

  7. スマートドアロックシステム
    1. 従来の手動キー操作やワイヤレス操作に加えて,キーのIDコードを車両に識別させることで,キーを操作することなくドアのロック/アンロックを可能にしました。(Gパッケージに標準設定,C/Sパッケージにメーカーオプション設定)
    2. スマートドアロックシステムにより,両手に荷物を持っているときのキー操作や,鞄からキーを取り出す手間を省き,利便性の向上をはかりました。
    3. 機能概要
      機 能
      操 作
      スマートドアアンロック
      キーを携帯した状態で,ドアアウトサイドハンドルに触れると,ドアロックが解除される。
      スマートドアロック
      キーを携帯した状態で,ドアアウトサイドハンドルのロックスイッチを押すと,ドアがロックされる。

  8. ガラス
    1. 全車のウインドシールドガラスに,日射による素肌へのジリジリ感を低減させる,IR(赤外線)カットガラスを採用しました。なお,IRカットガラスは,炎天下での車室内温度上昇を抑えることで,エアコンの負荷を低減することができるため,燃費の向上にも寄与しています。また,G/Sパッケージのウインドシールドガラスには,さらに撥水ガラスを採用し,雨天時における視認性の向上をはかりました。
    2. 全車のウインドシールドガラスを除く各ガラスに,UVカットガラスを採用し,日射の透過を低減するとともに,紫外線をカットします。
    3. C/G/Sパッケージの,リヤドアガラス,リヤクォーターガラス,バックドアガラスに濃色グレー(プライバシー)ガラスを採用し,車室内空間の快適性と後席・荷室のプライバシー保護に配慮しました。

  9. コンビニフック・ユーティリティフック・カーゴフック
    1. 買い物袋などをぶら下げることのできる,運転席シートのシートバック部取り付けのコンビニフックと,左側デッキサイドトリム部取り付けのユーティリティフックを採用しました。なお,各フックは,格納式とすることで,利便性に配慮しました。
    2. リヤフロア部に格納式のカーゴフック(計4個)を設定し,ロープやネットなどによる積み荷の固定を可能としました。

  10. エアコンディショナー
    1. 空調システムには,オートエアコンディショナー(一部パッケージ),クリーンエアフィルター(防塵フィルターまたは脱臭フィルター)やMSエバポレーター・サブクールコンデンサー・IR(赤外線)センサーなどを採用し優れた空調性能とすることで,快適性の向上をはかりました。
      1. ヒーターコントロールパネル
        1. 小型で見やすく,操作性にも優れた2連ダイヤル式のヒーターコントロールパネルを採用しました。
        2. 使いやすさに配慮して,各文字標記を日本語とし,各モードのロゴマークも大型化しました。さらに,「くもり取り」ガイド表示を採用し,ウインドゥの曇り除去時における最適な使用方法をわかりやすくしました。
        3. クラスターをメタリック色とし,リングやダイヤルノブを金属調とすることで,上質感を表現しました。
      2. クリーンエアフィルター
        1. マニュアルエアコン装着車に防塵フィルター(標準タイプ)を,オートエアコン装着車に脱臭フィルター(高性能タイプ)をそれぞれ採用しました。
        2. 防塵機能付きフィルターは,車室外から侵入する花粉や粉塵などのミクロン粒子の除去を可能としました。
        3. 高性能脱臭機能付きフィルターは,防塵機能付きフィルターの花粉や粉塵などのミクロン粒子の除去機能に加えて,アセトアルデヒドなどの臭気を吸着する脱臭機能をより高めたものとしました。
        4. グラブボックスをはずすことで,クリーンエアフィルターの交換を容易に行えるものとして,交換作業負担を低減することにより,サービス性の向上をはかりました。
      3. IR(赤外線)センサー
        1. オートエアコン装着車に,IR(赤外線)センサーを採用しました。
        2. IR(赤外線)センサーにより,乗員皮膚温(温感)と車室内壁表面温度(輻射)を検出し,乗員の温感に合った空調制御を行います。
        3. 寒い(暑い)ところから乗車した場合に,IRセンサーが乗員の温度を検出し,最適暖房(冷房)を行います。また,冬季ではウインドゥガラス内側温度が低くなりますが,IRセンサーはこのガラス温度も検出して,ウインドゥガラスの低い温度の輻射による乗員の肌寒感を防止するよう空調状態を補正します。さらに,車室内に射し込んでくる日射に対しても,日射の当たっている部位(乗員の顔・着衣など)の温度上昇を検出して空調状態を補正します。

  11. オーディオ
    1. オーディオユニットにカセット・CD一体型ラジオおよび“ワイドマルチ AV ステーション”を採用しました。
    2. カセット・CD一体型ラジオは,スイッチ数を減らし,基本の操作(音量・モード選択・選曲/選局)に徹したスイッチ配置として,操作の容易性に配慮しました。また,オーディオユニット装着車には,ステアリングホイールに取り付けのステアリングスイッチを採用し,操作性・利便性の向上をはかりました。
    3. カセット・CD一体型ラジオには,音が聞き取りやすくなる,「クリアサウンド」スイッチを設定しました。
    4. スピーカーにはオーディオユニット装着車に6スピーカーシステムを,ラジオレス車に2スピーカーシステムおよび4スピーカーシステムを採用しました。
    5. ルーフ後方に取り付けの,可倒式ショートポールアンテナを採用しました。

  12. “ワイドマルチ AV ステーション”
    1. 6.5型ワイド画面にTV放送画面,オーディオ画面,情報画面,ナビゲーション画面の表示とその操作を行うことができる“ワイドマルチ AV ステーション”を採用しました。(C/G/Sパッケージにメーカーオプション設定)
    2. DVDナビゲーションを採用し,データーの充実と高機能化をはかりました。
    3. ナビゲーションを03年バージョンとし,画面意匠の全面的な変更を行うことで,洗練された画面構成としました。
    4. ナビゲーションコンピューター内に,ハンズフリー用携帯電話接続インターフェースを内蔵しました。
    5. バックガイドモニターの映像表示も可能です。