開発のねらい(走行性能)

エンジン

特徴

  1. 1NZ-FEエンジン
  2. 主な特徴
    特 徴
    主な内容
    高性能・低燃費
    • VVT-i(Variable Valve Timing-intelligent:連続可変バルブタイミング機構)の採用。
    • 燃焼室形状の最適化。
    • オフセットクランクの採用。
    • 斜めスキッシュ燃焼室の採用。
    低エミッション
    • エンジン本体のポテンシャルを向上。
    • 前方吸気/後方排気レイアウトの採用により,触媒の暖機性を向上。
    軽量/コンパクト
    • アルミ合金製シリンダーブロックの採用。
    • レゾネーター内蔵樹脂製インテークマニホールドの採用。
    • オイルポンプのチェーンケース一体化およびクランクプーリー形状と締結の工夫による全長短縮。
    • インテークマニホールドのコンパクト化と補機類の効率配置により全高・全幅を短縮。
    低振動/低騒音
    • 大型アルミ製のオイルパンを採用し,パワープラント結合剛性・曲げ/ねじり剛性をアップすることにより振動を低減。
    • 樹脂製エンジンカバーの採用,石鹸膜形状のチェーンカバーにより放射音を低減。

オートマチックトランスアクスル

特徴

  1. Super ECT(スーパーインテリジェント4速オートマチック)
  2. Super ECTの特徴
    特 徴
    主な内容
    クラストップレベルのコンパクト化
    • ギヤトレーン構成の簡素化,軽量化とカウンターシャフトの軽量化をはかった“高効率ギヤトレーン”の採用。
    高レスポンスとスムースなシフトフィーリング
    • ライン油圧をリニアソレノイドを用いて,エンジン出力や走行状況に応じてきめ細やかに制御する“高精度油圧コントロール”の採用。
    • “変速高応答制御”の採用。
    低フリクション技術による大幅な燃費向上
    • ロックアップ作動領域を低速域まで拡大し,減速時にもロックアップを作動させる“フレックスロックアップ制御”の採用。
    • “高効率ギヤトレーン”および“高精度油圧コントロール”の採用。

サスペンション

特徴

  1. フロントサスペンション
    1. ショックアブソーバーの減衰力・コイルスプリングのバネ定数を最適化して,優れた直進安定性と操舵応答性を実現しました。

  2. リヤサスペンション
    1. イータビーム式サスペンション(トーコレクト機能付きトーションビームサスペンション)
      1. U字型断面をしたアクスルビームのねじれにより,同位相時/逆位相時のキャンバー角・トー変化特性が異なることを利用して,直進時と旋回時の安定性を両立しました。
      2. トレーリングアームに取り付けられたトーコレクトブシュの作動により,旋回時のトー変化を補正し,ステア特性を最適化します。
    2. 4リンク車軸式サスペンション
      1. ショックアブソーバーの減衰力・コイルスプリングのバネ定数を最適化して,操縦安定性と乗り心地の両立を実現しました。
      2. 中実丸棒製のスタビライザーを設定しました。

フレックスフルタイム4WD

ボデー構造・空力特性

特徴

  1. ボデー構造
    1. 主な骨格をストレート化するとともに,骨格同士の結合構造の最適化により,軽量かつ走行安定性に優れた高剛性なボデーを実現しました。
    2. 各ピラーの断面積を最適化するとともに,サイドパネル内の骨格部材を効率的に設定し,強度確保と同時に各ピラーとロッカー,ルーフ,サイドレールなどの結合を強固にして,高い剛性を確保しました。
    3. リヤヘッダー部では,リインホースメントを設定するとともに,閉断面化し,左右のリヤピラー断面とつなぐロールバー構造とすることで,ルーフサイドアウターとリヤピラーをつなぎリヤサスペンションの取り付け部剛性を確保しました。

  2. 空力特性
    1. ボデー全体を空気の流れの最適化を配慮した空力フォルムとしました。
    2. フラッシュマウントモールディングの採用や段差の少ないドアガラスランの採用,ガラスとボデー面の段差縮小などにより,空力特性の向上をはかりました。
    3. フロントバンパー前端を下げ,かつリップスポイラー形状を一体化することにより,床下空気の流れをスムースにしました。
    4. フロントタイヤおよびリヤタイヤの前部にエアスパッツを設定し,タイヤに当たる風の抵抗を低減しました。(リヤのエアスパッツは,サイドマッドガードレス車のみ設定)
    5. 2WD車にリヤフロアサイドプレートを設定し,リヤフロアからリヤバンパー下端までの床下をフラット化することで,床下空気の流れをスムースにしました。