構造と作動

概 要

エネルギー吸収機構

  1. 構造と作動
    1. ステアリングコラムは,ロワーブラケットとブレークアウェイブラケットによりインストルメントパネルリインホースメントのステアリングサポート部に固定されています。ドライバーからステアリングホイールに衝撃を受けるとステアリングホイール,ホイールパッドによりエネルギーを吸収するとともに,ロワーブラケット部のステアリングサポートカラーが破損し,ステアリングコラムブラケットスペーサーとブレークアウェイブラケットを残してステアリングコラムチューブが車両前方に移動します。この時,ロワーブラケット部に配置されているEAプレートが変形することにより,衝撃のエネルギーを吸収しています。その際,ロワーブラケットが分離してステアリングコラムの移動を可能としています。
    2. ステアリングギヤ方向からの衝撃は,インターミディエイトシャフトに採用した収縮機構により吸収します。
      1. インターミディエイトシャフトASSY
        1. インターミディエイトシャフトASSYは,衝突時にステアリングギヤボックス方向からの入力に対し,シャフトが収縮することでステアリングコラムが乗員方向に押し出されるのを抑制する機構となっています。
        2. インターミディエイトシャフトとステアリングスライディングNo.2シャフトは,リーフスプリングにより,適度な摩擦力で結合されており,衝突時のエネルギー吸収力を調整しています。

チルト機構

  1. 構造と作動
    1. チルト機構の作動範囲は,上下にそれぞれ14mmずつとしました。チルト作動のロック機構は,チルトレバーとチルトステアリングストッパーのカム機構の作動により,チルトアタッチメントとブレークアウェイブラケットを挟み込むことで行っています。

ステアリングホイール