ライテイングシステム 注意事項
  1. ディスチャージヘッドランプ取り扱い上の注意事項
    1. ディスチャージヘッドランプの高電圧ソケット部に触れると、ヘッドランプディマスイッチON時、瞬間的に20000Vの高電圧が発生し重大な事故につながる恐れがある。
    2. ディスチャージヘッドランプの高電圧ソケット部にテスターをつないで行なう測定は、高電圧により重大な事故につながる恐れがあるので絶対に行わない。
    3. ディスチャージヘッドランプに関する作業を行う場合は、感電防止のため雨などの水のあたらない場所で、ヘッドランプディマスイッチをOFFにし、バッテリーターミナルをはずして、ヘッドランプにクランプされている4極コネクターを切り離してから行なう(ライトコントロールコンピュータへの電源供給を遮断する)。
    4. ディスチャージヘッドランプに関する作業時、バルブの点灯を行う場合は完全に組み付けが終わってから行いバルブを装着しない状態では絶対に点灯しない。
    5. 車以外の電源を用いてディスチャージヘッドランプを点灯させない。
    6. ディスチャージヘッドランプ(特にライトコントロールコンピュータ)に下記の損傷がある場合は新品と交換する。
      1. コンピュータの明らかな変形(そり、ねじれ、へこみ、打痕、割れ、かけ)がある場合。
      2. コネクタ、高圧ソケットの樹脂部の割れ、かけ、ターミナル部の変形がある場合。
      3. ソケットカバーの変形によるリフレクター側アースとの接触部が不安定な場合。
      4. 高圧ハーネス、電源ワイヤハーネスに傷がある場合。
      5. □ 参 考 □
        一時的に正常作動してもフェイルセーフ機能が故障している場合がある。


    7. ライトコントロールコンピュータに上記のような外観の損傷がない場合や、衝撃が加わったが正常に点灯する場合は、次の方法で点灯診断を行い、全ての項目が正常であれば再使用が可能である。
      1. コールドスタート(10分以上消灯された状態からの点灯)、ホットスタート(15分以上点灯→1分消灯→再点灯)を数回行い、確実に点灯すれば再使用可能。
      2. コールドスタート直後から安定状態になるまで(約5分間)点灯状態を監視し、ちらつきなど不安定な状態が無ければ再使用可能。
      3. 使用時間が同程度のバルブを装着した状態で左右のヘッドランプを約30分間点灯させ、明るさに左右で明らかな差が無く、且つ、点灯状態が安定していれば再使用可能。
  2. 各ランプのバルブ交換時の注意事項
    1. ディスチャージヘッドランプおよびハロゲンランプ(ヘッドランプ)は使用時高温になるため、バルブ表面に油脂などが付着するとバルブの寿命が短くなる。バルブ交換時はフランジ部を持つようにし、手などがガラス部に触れないようにする。
    2. ディスチャージヘッドランプおよびハロゲンランプ(ヘッドランプ)のバルブはガラスの球内部の圧力が高い為、落としたり、ぶつけたり、傷をつけたりすると破損してガラスが飛び散る場合がある。
    3. バルブをはずしたままで長時間放置すると、レンズにゴミや湿気などが入る可能性があるためバルブの交換は新品のバルブを用意してから実施する。
    4. 交換するバルブは、必ず同じ規格、ワット数のものを使用する。
    5. ソケットの取り付け不良は、レンズの曇りや水入りの原因になるので、バルブの交換後は確実に取り付ける。
    6. ガラス破片が飛散し、けがの原因となることがあるので、使用済みのディスチャージヘッドランプバルブは割らずに廃棄する。
    7. ディスチャージヘッドランプバルブは、目視では不良かどうかの判断ができないので、点検は正常に点灯するディスチャージヘッドランプバルブと入れ替えて点灯させることで良否を判断する。