パワースライドドアシステム 前点検
  1. 自己診断モードによる点検
  2. □ 参 考 □
    • 自己診断モード機能には「作動確認モード」「入力確認モード」「異常作動記憶モード」がある。
    • 作動確認モードは、決められたドア操作を行うことにより、各スイッチの異常を検知しブザーにより知らせる。
    • 入力確認モードは、現在の各スイッチ入力を検出し、ブザーにより知らせる。
    • 異常作動記憶モードは、使用過程において検出されたスイッチ異常を記憶しており、記憶された異常を読み取る。
    • 自己診断モードの点検は、「自己診断モード1」「自己診断モード2」「自己診断モード3」に分かれている。
    • 自己診断モード1では、作動確認モードの検出および入力確認モード機能を行う。
    • 自己診断モード2では、作動確認モードのブザーによる確認機能を行う。
    • 自己診断モード3では、異常作動記憶モードにより、故障コードの読み取りをブザー出力により行う。


    自己診断モード移行方法

      手順1
      車両初期設定
      1. スライドドアの作動条件にする。(エンジン停止時)

        1. バツテリ電圧11V以上

        2. ドアコントロールスイツチASSY(メインSW)ON(突出している)

        3. フューエルリッド閉(フューエルリッド開検出スイッチON時)

        4. スライドドアがUNLOCK(ポジションスイッチON時)

        5. シフトP位置

      2. スライドドアを全閉状態にする。

          次の手順へ

      手順2
      自己診断モード1
      1. 自己診断モード1への移行方法

        1. ドアコントロールスイツチASSY(メインSW)をOFFにする。

        2. イグニツシヨンスイツチOFFからONにした後、10秒以内にドアコントロールスイツチASSY(D席操作SW)OFF⇔ONを10回繰り返す。

        3. 上記作業終了後、1回(ブザーパターン1)ブザーが吹鳴する。

        4. ブザー吹鳴後3秒以内に、ドアコントロールスイツチASSY(メインSW)をONにするとブザーパターン2が吹鳴し、自己診断モード1へと移行する。


      2. 自己診断モード1(確認モード)点検

      3. ■ 注 意 ■
        スライドドア作動条件からはずれると自己診断モードから標準モードへと移行する。

        1. スライドドア全閉位置からワイヤレストランスミツタのスライドドアスイツチをONしスライドドアを全開させる。

        2. インサイドハンドルによりスライドドアを全閉させる。

      4. 自己診断モード1(入力確認モード)点検

        1. 上記作業終了後、下記の各操作をし、入力信号変化を検知するとブザーが0.5秒吹鳴する。

        2. 操作部位(スイツチ)
          点検条件
          飛び先
          シフトレバー(ニユートラルスタートスイツチASSY)
          Pレンジ⇔他のレンジ(シフトロックをはずし、フットブレーキを放してから点検を行う)
          パーキングブレーキ(パーキングブレーキスイツチASSY)
          ON⇔OFF
          車速(スピードセンサ)
          車速3km/h未満⇔車速3km/h以上
          センタロック(フロントドアロツクASSY LH)
          ロック⇔アンロック
          リヤドアロツクアクチユエータASSY LH(ロツクポジシヨンスイツチ)
          ロック⇔アンロック
          タツチセンサ(パワースライドドアセンサーASSY)
          ON⇔OFF
          フローチャートへ(要領は05-933 参照)
          フローチャートへ(要領は05-936 参照)
          フローチャートへ(要領は05-939 参照)
          フローチャートへ(要領は05-709 参照)
          フローチャートへ(要領は05-944 参照)
          終了
          次の手順へ

      手順3
      自己診断モード2
      1. 自己診断モード1から自己診断モード2への移行方法

        1. 自己診断モード1に移行後、ドアコントロールスイツチASSY(D席操作SW)ONからOFFを0.5秒以内に操作し、2回ブザーが吹鳴(ブザーパターン2)すると自己診断モード2へと移行する。


      2. 自己診断モード2点検

        1. 自己診断モード1(確認モード)で検知した故障コードをブザーにより出力する。

        2. □ 参 考 □
          複数の故障がある場合、表の故障モードの順序に従い報知する。


          故障部位
          故障コード
          飛び先
          スライドドアロツクASSY[ラツチスイツチ(フルラッチポジション)]
          1ー3
          スライドドアロツクASSY[ラツチスイツチ(ハーフラッチポジション)]
          2ー1
          スライドドアロツクASSY(ポールスイツチ)
          2ー2
          スライドドアロツクASSY(元位置スイツチ)
          2ー3
          パワ-スライドドアセンサーASSY(タッチセンサ)断線
          1ー2
          異常検知なし
          正常コード出力
          G終了する場合はF
          ■ 注 意 ■
          自己診断モード中に、通常モードに戻った場合、記憶されている異常コードが消去されるため、必要に応じ自己診断モード3を確認後、標準モードに移行する。

          コード1ー3フローチャートへ(要領は05-920 参照)
          コード2ー1フローチャートへ(要領は05-924 参照)
          コード2ー2フローチャートへ(要領は05-927 参照)
          コード2ー3フローチャートへ(要領は05-930 参照)
          フローチャートへ(要領は05-948 参照)
          次の手順へ

      手順4
      自己診断モード3
      1. 自己診断モード2から自己診断モード3への移行方法

        1. 自己診断モード2に移行後、ドアコントロールスイツチASSY(D席操作SW)ONからOFFを0.5秒以内に操作し、2回ブザーが吹鳴(ブザーパターン2)すると自己診断モード3へと移行する。


      2. 自己診断モード3点検

        1. 自己診断モード3に移行すると、スライドドア使用過程において記憶したドアロツク内の各スイッチ異常をブザー吹鳴により出力する。

        2. □ 参 考 □
          故障コードは自己診断モード2と同じ。

      3. 自己診断モード3から通常モードへの移行方法

      4. ■ 注 意 ■
        自己診断モード3からイグニツシヨンスイツチにより通常モードへ移行すると故障コードは消去される。

        □ 参 考 □
        1つでも成立すると2回ブザーが吹鳴(ブザーパターン2)し通常モードへと移行する。

        1. イグニツシヨンスイツチONからOFFにする。

        2. ドアコントロールスイツチASSY(メインSW)をOFFにする。

        3. ドアコントロールスイツチASSY(D席操作SW)ONからOFFを0.5秒以内に操作する。

          終了
          通常モードへ

      手順5
      自己診断モード1から通常モードへの移行方法
      1. 自己診断モード1から通常モードへの移行方法(1つでも成立時)

        1. イグニツシヨンスイツチONからOFFにする。

        2. ドアコントロールスイツチASSY(メインSW)をOFFにする。

          終了
          通常モードへ

      手順6
      自己診断モード2から通常モードへの移行方法
      1. 自己診断モード2から通常モードへの移行方法(1つでも成立時)

      2. ■ 注 意 ■
        自己診断モード2から通常モードへ移行すると故障コードは消去される。

        1. イグニツシヨンスイツチONからOFFにする。

        2. ドアコントロールスイツチASSY(メインSW)をOFFにする。

          終了
          通常モードへ