コンプレッサ回路

準備品一覧

回路説明

センタクラスタモジュールスイッチはエアコンスイッチON信号をエンジンコントロールコンピュータに送っている。エンジンコントロールコンピュータはエアコンスイッチON信号を受けて、コンプレッサASSY(プーリツキ)の制御を行う。

回路図

点検手順

手順1
アクチュエーターチェック
  1. アクチュエータチェックモードにし、コンプレッサASSY(コンプレッサ作動状態)の作動を点検する。(要領は05-344 参照)


  2. 基準
    ステップ
    設定温度
    ブロワレベル
    吹出口
    吸込口
    コンプレッサ作動状態
    エアミックスダンパ開度
    MAX COLD-20.5
    FACE
    外気位置
    OFF
    0%
    21.0-22.5
    B/L
    外気位置
    ON
    0%(冷風)
    23.0-25.0
    FOOT1
    外気位置(除く寒冷地)
    内外気二層位置(寒冷地)
    ON
    50%
    25.5-27.5
    16
    FOOT2
    内気位置
    ON
    50%
    28.0-30.0
    16
    F/D
    内気位置
    ON
    100%(暖風)
    30.5-MAX HOT
    31
    DEF
    内気位置
    ON
    100%(暖風)
      OK
      症状別一覧に示された、関連回路点検へ
      NG
      次の手順へ

手順2
コンプレツサASSY(プ-リツキ)単体点検

SST
09082-00030
09083-00150
  1. 点検前準備

    1. コンプレッサASSY(プーリツキ)のコネクターを切り離す。

  2. 抵抗値点検

    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コネクター端子間の抵抗値を測定する。


    2. 基準値
      10.6±0.5Ω
  3. 作動点検

    1. コンプレッサASSY(プーリツキ)のコネクターを接続する。

    2. コンプレッサASSYの図の位置にマークを付ける。

    3. エンジンを始動させて、コンプレッサASSY(プーリツキ)のマークがプーリーと共に回転していることを確認する。

      NG
      コンプレツサASSY(プ-リツキ)交換
      OK
      次の手順へ

手順3
エンジンコントロ-ルコンピユ-タ単体点検(AC1、THR)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータのコネクターC31(AC1)端子⇔B7(E1)端子間の電圧を測定する。(端子配列は05-350 参照)


  2. 基準値
    測定条件
    基準値
    NG時の飛び先
    エンジンアイドル回転時エバポ後センサ12°C以上ブロワスイッチLOA/CスイッチOFF→ON
    1V以下→10-14V
    NG:A
  3. IGスイッチをONにする。

  4. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータのコネクターC32(THR)端子⇔A28(E2)端子間の電圧を測定する。(端子配列は05-350 参照)


  5. 基準値
    測定条件
    基準値
    NG時の飛び先
    エバポレータ雰囲気温度10°Cまたは25°C
    0°C:2.0-2.4V
    15°C:1.4-1.8V
    NG:B
      NG:A
      NG:B
      OK
      次の手順へ

手順4
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(IGスイッチ-コンプレッサASSY(プーリツキ))(点検要領および注意事項は01-30 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. コンプレッサASSY(プーリツキ)のコネクターを切り離す。

  2. IGスイッチをONにする。

  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コンプレッサASSY(プーリツキ)の車両ワイヤハーネス側コネクター1端子⇔ボデーアース間の電圧を測定する。


  4. 基準値
    10-14V
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順5
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(コンプレッサASSY(プーリツキ)-エンジンコントロールコンピュータ)(点検要領および注意事項は01-30 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、車両ワイヤハーネスの各コネクター端子間の導通およびGNDショート(短絡)を点検する。(端子配列は05-350 参照)

  3. 測定箇所

    エンジンコントロールコンピュータ側
    端子番号(端子記号)
    コンプレッサASSY側
    端子番号
    C2(MGV)

    基準
    各端子間の導通がありGNDショートしていない
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順6
エンジンコントロ-ルコンピユ-タ単体点検(MGV)
  1. エンジンコントロールコンピュータおよびコンプレッサASSY(プーリツキ)のコネクターを接続する。

  2. オシロスコープを使用して、エンジンコントロールコンピュータのコネクターC2(MGV)端子⇔B7(E1)端子間の波形を測定する。(端子配列は05-350 参照)


  3. 基準
    項目
    内容
    測定端子
    MGV⇔E1
    計器セット
    5V/DIV、500μs/DIV
    測定条件
    エンジンアイドル回転時、ブロワスイッチLO、A/CスイッチON→OFF
    □ 参 考 □
    A/CスイッチOFF後、約3秒間波形が出力される。

      NG
      エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検および交換
      OK
      コンプレツサASSY(プ-リツキ)交換

手順7
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(センタクラスタモジュールスイッチ-エンジンコントロールコンピュータ)(点検要領および注意事項は01-30 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. エンジンコントロールコンピュータおよびセンタクラスタモジュールスイッチのコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、車両ワイヤハーネスの各コネクター端子間の導通およびGNDショート(短絡)を点検する。(端子配列は05-350 参照)

  3. 測定箇所

    エンジンコントロールコンピュータ側
    端子番号(端子記号)
    センタクラスタモジュールスイッチ側
    端子番号(端子記号)
    C31(AC1)
    A40(A/CS)

    基準
    各端子間の導通がありGNDショートしていない
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順8
センタクラスタモジユ-ルスイツチ点検および交換
      NG
      インストルメントクラスタフイニツシユパネルLWRCTR交換

手順9
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(クーラサーミスタNo.1-エンジンコントロールコンピュータ)(点検要領および注意事項は01-30 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. エンジンコントロールコンピュータおよびクーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)のコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、車両ワイヤハーネスの各コネクター端子間の導通およびGNDショート(短絡)を点検する。(端子配列は05-350 参照)

  3. 測定箇所

    エンジンコントロールコンピュータ側
    端子番号(端子記号)
    クーラサーミスタNo.1側
    端子番号
    C32(THR)
    B7(E2)

    基準
    各端子間の導通がありGNDショートしていない
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      OK
      ク-ラサ-ミスタNO.1交換