エバポ後センサ回路

準備品一覧

回路説明

クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)は、エバポレータ通過後の冷気温度を検出しエアコンディショナーのクーラコンプレッサ制御を行うためにエアコンディショナーユニットのエバポレータ部に取り付けられている。クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)は、エバポレータ通過後の冷気温度の変化に伴い抵抗値が変化し、冷気温度が低ければ低いほど抵抗値は大きくなり、逆に冷気温度が高ければ高いほど抵抗値は小さくなる。センタクラスタモジュールスイッチはクーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)に電圧(5V)を出力し、クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)の抵抗値の変化に伴う電圧の変化を読み取っている。

表示コード
診断内容
1.診断条件
2.異常状態
3.異常期間
点検部位
FOOT
1.なし
2.クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)回路のオープン(断線)またはショート(短絡)
3.連続して8.5分以上
  • クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)
  • センタクラスタモジュールスイッチ⇔クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)間のワイヤハーネス、コネクター
  • センタクラスタモジュールスイッチ

回路図

点検手順

手順1
センタクラスタモジユ-ルスイツチ単体点検(TE)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. IGスイッチをONにする。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、センタクラスタモジュールスイッチのコネクターA17(TE)端子⇔A32(SG-TE)端子間の電圧を測定する。(端子配列は05-350 参照)


  3. 基準値
    2.0-2.4V(0°C時)
    1.4-1.8V(15°C時)
    □ 参 考 □
    • OK:Aは症状別一覧による点検時
    • OK:Bはダイアグコード一覧による点検時

      OK:A
      症状別一覧に示された、関連回路点検へ
      OK:B
      センタクラスタモジユ-ルスイツチ点検および交換
      NG
      次の手順へ

手順2
ク-ラサ-ミスタNO.1単体点検

SST
09082-00030
09083-00150
  1. クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)のコネクター2端子⇔1端子間を切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、クーラサーミスタNo.1(エバポ後センサ)のコネクター2端子⇔1端子間および4端子⇔3端子間の抵抗値を測定する。


  3. 基準値
    4.6-5.1kΩ(0°C時)
    2.1-2.6kΩ(15°C時)
      NG
      ク-ラサ-ミスタNO.1交換
      OK
      次の手順へ

手順3
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(センタクラスタモジュールスイッチ-クーラサーミスタNo.1)(点検要領および注意事項は01-30 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. センタクラスタモジュールスイッチのコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、車両ワイヤハーネスの各コネクター端子間の導通およびGNDショート(短絡)を点検する。(端子配列は05-350 参照)

  3. 測定箇所

    センタクラスタモジュールスイッチ側
    端子番号(端子記号)
    クーラサーミスタNo.1側
    端子番号
    A17(TE)
    A32(SG-TE)

    基準
    各端子間の導通がありGNDショートしていない
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      OK
      センタクラスタモジユ-ルスイツチ点検および交換