フューエルポンプ制御系統

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回路説明

エンジンがクランキングしている間、イグニッションスイッチのST端子からスタータリレーコイルに電流が流れ、ST端子からエンジンコントロールコンピュータのSTA端子(STA信号)へも電流が流れる。STA信号とNE信号がエンジンコントロールコンピュータに入力されると、内部のトランジスタを介して、E.F.I.サーキットオープニングリレーのコイルへ電流が流れることにより、リレースイッチがONになり、フューエルポンプが通電されて作動する。NE信号が入力されている間(エンジン回転中)、エンジンコントロールコンピュータ内部のトランジスタスイッチON(E.F.I.サーキットオープニングリレーON)し続けるので、フューエルポンプはその間作動し続ける。

回路図

診断手順

手順1
S2000アクティブテスト実施(サーキットオープニングリレー作動点検)

SST
09991-60101
09991-60300
  1. S2000を画面の表示に従い、アクティブテストモードにセットする。

  2. イグニッションスイッチをONにし、エンジン停止状態でアクティブテストを実施する。


  3. 基準
    サーキットオープニングリレーが作動
      OK
      NG
      次の手順へ

手順2
ECU電源系統点検(要領は05-83 参照)
      NG
      修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順3
インストルメントパネルジャンクションブロックASSY点検(サーキットオープニングリレー)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離す。

  2. インストルメントジャンクションブロックのAコネクタ、Bコネクタ、Eコネクタ、Fコネクタを取りはずす。

  3. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、インストルメントジャンクションブロックのA8⇔B11端子間およびE5⇔F4端子間で導通および短絡を点検する。

  4. インストルメントジャンクションブロック各端子間
    基準
    A8端子⇔B11端子
    導通なし
    E5端子⇔F4端子
    導通があり他の端子間およびボデーアースと短絡がないこと
    ■ 注 意 ■
    テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

  5. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、E5⇔F4端子間にバッテリ電圧を加えた時、A8⇔B11端子間に導通があることを確認する。


  6. 基準
    導通あり
      NG
      OK
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手順4
エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検

SST
09082-00030
09083-00150
  1. イグニッションスイッチをONにする。

  2. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、エンジンコントロールコンピュータD10(FC)端子⇔B7(E1)端子間の電圧を測定する。(端子配列は05-16 参照)


  3. 基準値
    9~14V
      OK
      NG
      次の手順へ

手順5
ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(E.F.Iコンピュータリレー-サーキットオープニングリレー)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. E.F.I.コンピュータリレーを取りはずす。

  2. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、E.F.I.コンピュータリレー取り付けホルダ3端子⇔インストルメントパネルジャンクションブロックの車両側コネクタB11間の導通および短絡を点検する。


  3. 基準
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順6
ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(エンジンコントロールコンピュータ-サーキットオープニングリレー)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. エンジンコントロールコンピュータのDコネクタを取りはずす。

  2. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクタD10(FC)⇔インストルメントパネルジャンクションブロックの車両側コネクタE5間の導通および短絡を点検する。(端子配列は05-16 参照)


  3. 基準
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    ■ 注 意 ■
    テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順7
フユ-エルポンプ単体点検(要領は11-6 参照)
      NG
      フユ-エルポンプ交換
      OK
      次の手順へ

手順8
ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(サーキットオープニングリレー)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. フューエルポンプコネクタを切り離す。

  2. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、インストルメントパネルジャンクションブロックの車両側コネクタA8⇔フューエルポンプコネクタ側端子間の導通および短絡を点検する。

  3. 測定端子(端子名)フューエルポンプ⇔サーキットオープニングリレー取り付け用リレーブロックホルダ
    基準
    4⇔A8
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    5⇔ボデーアース
    導通あり
    ■ 注 意 ■
    テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      症状別一覧に示された、関連回路点検へ

手順9
ヒューズ点検(IG2)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. インストルメントパネルジャンクションブロックからIG2ヒューズを取りはずす。

  2. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、導通を点検する。


  3. 基準
    導通あり
      NG
      ヒューズ交換
      OK
      インストルメントパネルジャンクションブロックASSY交換