DTC P0340/12 カムポジシヨンセンサ系統

準備品一覧

回路解説

カムシャフトポジションセンサ(G2+信号)は、ピックアップコイルとカムシャフトに設けられたタイミングロータで構成されています。カムシャフトが回転するとタイミングロータの突起部とピックアップコイル上のエアギャップが変わり、それにより磁界が変化しピックアップコイル内の起電力がうまれる。

DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P0340/12
1.エンジン始動後
2.G2+信号が入力されない状態
3.1秒以上
4.1トリップ
  • ワイヤハーネスまたはコネクタ
  • カムポジションセンサ
  • カムシャフト
  • エンジンコントロールコンピュータ

回路図

05-54 参照

診断手順

□ 参 考 □
S2000を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、それらの情報がトラブルシュートをする際に役立つ。

手順1
エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検

SST
09991-60101
09991-60300
□ 参 考 □
S2000のオシロスコープ機能を使用することにより、エンジンコントロールコンピュータ⇔カムポジションセンサ間の機能点検を実施することができる。

  1. S2000をエンジンコントロールコンピュータのコネクタA26(G2+)⇔A34(NE-)端子間に接続する。(端子配列は05-16 参照)

  2. S2000をオシロスコープ機能にセットする。「セット方法については、S2000取扱説明書を参照」

  3. 項目
    内容
    測定端子
    CH1:G2+⇔NE-
    CH2:NE+⇔NE-
    計器セット
    2V/DIV、20ms/DIV
    条件
    アイドル回転時
    □ 参 考 □
    • エンジン回転数が高くなるにつれ各振幅は大きくなる。
    • エンジン回転数が高くなるにつれ各周期は短くなる。
    • ノイズによりダイアグコードを検出することがある。

      NG
      エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検および交換
      OK
      次の手順へ

手順2
カムポジシヨンセンサ単体点検(要領は18-2 参照)
      NG
      カムポジシヨンセンサ交換
      OK
      次の手順へ

手順3
ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(エンジンコントロールコンピユータ-カムポジシヨンセンサ)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクタAおよびカムポジションセンサのコネクタを切り離す。

  2. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクタ⇔カムポジションセンサの車両側コネクタ間の導通および短絡を点検する(端子配列は05-16 参照)


  3. 基準
    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ⇔カムポジションセンサ
    基準
    A26(G2+)⇔1(G2)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    A34(NE-)⇔2(G-)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順4
センサ取り付け部点検
  1. カムポジションセンサのボルトの締め付け、取り付け状態を点検する。

      NG
      センサ取り付け部修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順5
カムシヤフト単体点検
  1. カムシャフトの凹凸部および取り付け状態を点検する。

      NG
      カムシヤフト修理または交換
      OK
      エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検および交換