パワ-ステアリング リンクASSY(FF) オーバーホール(脱着・分解)

    準備品一覧

    □ 参 考 □
    構成図は51-22 参照

  1. ウインドシ-ルドワイパア-ムカバ-取りはずし
  2. フロントワイパア-ムRH取りはずし
  3. フロントワイパア-ムLH取りはずし
  4. ボンネツト(フ-ド)ツウカウルトツプシ-ル取りはずし(要領は66-7 参照)
  5. カウルトツプベンチレ-タル-バLH取りはずし(要領は66-7 参照)
  6. カウルトツプベンチレ-タル-バRH取りはずし(要領は66-7 参照)
  7. ウインドシールドワイパモータ&リンクASSY取りはずし(要領は66-7 参照)
  8. カウルトツプパネルOUT取りはずし(要領は26-12 参照)
  9. フロントタイヤ直進状態点検
  10. ステアリングコラムホ-ルカバ-プレ-ト取りはずし(要領は50-5 参照)
  11. ステアリングスライデイングヨ-ク切り離し
    1. スパイラルケーブル断線防止のため、ステアリングホイールASSYが回転しないようにシートベルトを通して固定する。

    2. ボルトAをはずし、ボルトBを緩める。

    3. スライディングヨークとインタミディエイトシャフトに合わせマークを付け、スライディングヨークを切り離す。
  12. ステアリングコラムホ-ルカバ-NO.1切り離し
    1. クリップAをはずし、ホールカバーNo.1をボデーから切り離す。
    2. ■ 注 意 ■
      クリップBを破損させない。


  13. ボンネツト(フ-ド)取りはずし
  14. パワーステアリングフルード抜き取り
  15. フロントタイヤ取りはずし
  16. タイロツドエンドLH切り離し(要領は30-16 参照)
  17. SST
    09628-62011

  18. タイロツドエンドRH切り離し
  19. SST
    09628-62011

    □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  20. エンジンアンダカバ-LH取りはずし
  21. エンジンアンダカバ-RH取りはずし
  22. フロントフロアパネルブレ-ス取りはずし(要領は15-2 参照)
  23. エキゾ-ストパイプASSYFR取りはずし(要領は15-2 参照)
  24. プレツシヤフイ-ドチユ-ブASSY切り離し
    1. ボルトをはずし、プレッシャフィードチューブASSYのクランプをクロスメンバから切り離す。

    2. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを切り離す。

  25. フロントサスペンシヨンロワ-ア-ムNO.1LH切り離し(要領は30-16 参照)
  26. SST
    09628-00011

  27. フロントサスペンシヨンロワ-ア-ムNO.1RH切り離し
  28. SST
    09628-00011

    □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  29. エンジンASSY吊り下げ
    1. 図の位置に、エンジンハンガー(12281-21010)をボルト(91642-81025)で取り付ける。
    2. 基準値
      T=38N・m{387kgf・cm}


    3. スリングデバイスおよびチェーンブロックを使用して、エンジンを保持する。
  30. フロントサスペンシヨンクロスメンバ取りはずし
    1. ボルトおよびナット2個をはずし、マウンティングインシュレータRRをクロスメンバから切り離す。
    2. ミッションジャッキなどで、クロスメンバを支持する。

    3. ボルト4本をはずし、ステアリングリンクASSYが付いた状態でクロスメンバを取りはずす。

  31. パワ-ステアリングラツクハウジングヒ-トインシユレ-タ取りはずし
    1. ボルトをはずし、ヒートインシュレータを取りはずす。
  32. ステアリングコラムホ-ルカバ-NO.1取りはずし
  33. ステアリングインタミデイエイトシヤフト取りはずし
    1. インタミディエイトシャフトとコントロールバルブに合わせマークを付ける。
    2. ボルトをはずし、インタミディエイトシャフトを取りはずす。

  34. パワ-ステアリングリンクASSY取りはずし
    1. ステアリングリンクASSY、ブラケットNo.2およびグロメットNo.2に合わせマークを付ける。

    2. ボルト4本およびナット4個をはずし、ステアリングリンクASSYをクロスメンバから取りはずす。
    3. ■ 注 意 ■
      ナットを固定し、ボルトを回す。


    4. ブラケットNo.2およびグロメットNo.2をステアリングリンクASSYから取りはずす。
  35. ステアリングライトターンプレッシャチューブ取りはずし
    1. ユニオンナットレンチ12を使用して、ライトターンプレッシャチューブを取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      チューブを取りはずした状態でステアリングラックを動かすと、残留フルードが勢いよく飛び出すことがある。


  36. ステアリングレフトターンプレッシャチューブ取りはずし
  37. □ 参 考 □
    ステアリングライトターンプレッシャチューブと同様の手順で行う。

  38. パワ-ステアリングリンクASSY固定
    1. 保護テープを巻いたSSTを使用して、ステアリングリンクASSYをバイスに固定する。
    2. SST
      09612-00012

      □ 参 考 □
      SSTは、必要に応じて脱着する。


  39. タイロツドエンドLH取りはずし
    1. ラックエンドとタイロッドエンドLHに合わせマークを付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      合わせマークは、左右が見分けられるように付ける。

    3. ロックナットをゆるめ、タイロッドエンドLHおよびロックナットを取りはずす。

  40. タイロツドエンドRH取りはずし
  41. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  42. ステアリングラツクブ-ツクリツプ取りはずし
    1. プライヤーを使用して、左右のクリップを取りはずす。
  43. ステアリングラツクブ-ツクランプNO.2取りはずし
    1. プライヤーを使用して、ブーツクランプNo.2を押し縮める。
    2. マイナスドライバーを使用して、図のように起こしながらブーツクランプNo.2を取りはずす。

  44. ステアリングラツクブ-ツクランプNO.1取りはずし
  45. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  46. ステアリングラツクブ-ツNO.2取りはずし
  47. ステアリングラツクブ-ツNO.1取りはずし
  48. ステアリングラツクエンド取りはずし
    1. アルミ板を介して、ラックエンドのボールジョイント部をバイスに固定する。
    2. ■ 注 意 ■
      バイスを強く締めすぎない。

    3. 角軸マイナスドライバーおよびハンマーを使用して、左右のクローワッシャーのかしめを解く。
    4. ■ 注 意 ■
      ステアリングラックに衝撃を与えない。


    5. SST2個を使用して、左右のラックエンドおよびクローワッシャーを取りはずす。
    6. SST
      09922-10010

      ■ 注 意 ■
      • SSTの使用する方向を間違えない。
      • SSTでステアリングラックを確実に固定する。
      • ステアリングラックはLH側を固定する。


  49. パワーステアリングラックガイド取りはずし
    1. ストレートヘキサゴンレンチ21を使用して、スプリングキャップを取りはずす。
    2. ラックガイドスプリングをラックハウジングから取りはずす。
    3. ラックガイドを取りはずす。

  50. パワーステアリングコントロールバルブ取りはずし
    1. ラックハウジングおよびコントロールバルブハウジングに合わせマークを付ける。
    2. ボルト2本をはずし、コントロールバルブASSYをラックハウジングから取りはずす。
    3. ガスケットをラックハウジングから取りはずす。

    4. コントロールバルブのセレーション部に保護テープを巻く。

    5. SSTおよびプレスを使用して、コントロールバルブを取りはずす。
    6. SST
      09527-10011

      ■ 注 意 ■
      • コントロールバルブを脱落させない。
      • コントロールバルブアッパオイルシールを傷つけない。

  51. パワーステアリングコントロールバルブリング取りはずし
    1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、コントロールバルブリング4個を取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      リング溝を傷つけない。

  52. パワーステアリングコントロールバルブアッパベアリング取りはずし
    1. SSTおよびプレスを使用して、コントロールバルブアッパオイルシールおよびコントロールバルブアッパベアリングを取りはずす。
    2. SST
      09950-60010(09951-00180,09951-00240,09952-06010)
      09950-70010(09951-07150)

      ■ 注 意 ■
      コントロールバルブアッパベアリングを脱落させない。


  53. パワーステアリングコントロールバルブスペーサ取りはずし
  54. ■ 注 意 ■
    著しく変形し、フルード漏れの可能性がある場合のみ交換する。

    1. 逆タップを使用して、コントロールバルブスペーサ2個を取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      • 必要以上にタップを切らない。
      • 切り粉をポート内に入れない。
      • あまり小径の逆タップを使用すると、バルブハウジングのポートを傷つける。

      □ 参 考 □
      コントロールバルブスペーサは、内径が6mmのものを使用している。


  55. シリンダエンドストッパホールスナップリング取りはずし
    1. SSTを使用して、ホールスナップリングを取りはずす。
    2. SST
      09905-00013(09904-00090)


  56. パワーステアリングラック取りはずし
    1. ボルトおよびプレスを使用して、ステアリングラックを取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      シリンダエンドストッパを脱落させない。

      □ 参 考 □
      ボルトは、M14×P1.5を使用する。


  57. シリンダエンドストッパ取りはずし
    1. シリンダエンドストッパをステアリングラックから取りはずす。
    2. シリンダチューブオイルシールをステアリングラックから取りはずす。
  58. ラックステアリングピストンリング取りはずし
    1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、ピストンリングおよびOリングをステアリングラックから取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      リング溝を傷つけない。

  59. パワーステアリングラックハウジングオイルシール取りはずし
    1. ニードルノーズプライヤーを使用して、ラックブシュを取りはずす。

    2. SSTおよびプレスを使用して、ラックハウジングオイルシールを取りはずす。
    3. SST
      09950-60010(09951-00200,09951-00240,09952-06010)
      09950-70010(09951-07360)

      ■ 注 意 ■
      ラックハウジング内面を傷つけない。


  60. パワーステアリングラックハウジングオイルシール取り付け
    1. 新品のラックハウジングオイルシールのリップ部にパワーステアリングフルードを塗布する。
    2. ラックハウジングオイルシールをラックハウジングに斜めに取り付ける。
    3. ■ 注 意 ■
      • 取り付け方向を間違えない。
      • 2ヶ所のポートを通過時にオイルシールの側面が破損しないよう、約15°の角度で、図の矢印部分にラックハウジングオイルシールの最下部が位置するように取り付ける。

    4. SSTを使用して、ラックハウジングオイルシールが2箇所のポート部を通過するまで手で押し込む。
    5. SST
      09631-00190
      09950-70010(09951-07360)

      ■ 注 意 ■
      • 挿入時、SSTを回転させない。
      • ラックハウジングオイルシールの接触位置が2箇所のポートを避ける位置であることを確認する。


    6. ラックハウジングオイルシールが下側のポートを通過後、SST(09631-00190)を図のように裏返して取り付け、水平になるまで手で押し込む。

    7. SSTおよびプレスを使用して、ラックハウジングオイルシールを水平にした状態でラックハウジングに当たるまで圧入する。
    8. SST
      09631-00190
      09950-70010(09951-07360)
      09950-60010(09951-00240,09951-00400,09952-06010)

      ■ 注 意 ■
      • ラックシールガイドで圧入しない。
      • プレスで圧入しすぎない。


    9. ニードルノーズプライヤーを使用して、新品のラックブシュをラックハウジングRH側に取り付ける。

  61. パワーステアリングラック点検
    1. 歯面の摩耗および損傷を点検する。
    2. Vブロックおよびダイヤルゲージを使用して、ステアリングラックの曲がりを点検する。
    3. 限度
      0.15mm(ステアリングラック中央部)


  62. ラックステアリングピストンリング取り付け
    1. 新品のピストンリングおよびOリングに、パワーステアリングフルードを塗布する。
    2. Oリングをステアリングラックに取り付ける。
    3. ■ 注 意 ■
      Oリングを傷つけない。

    4. ピストンリングを指でしごいて取り付けやすいように拡張させる。
    5. ■ 注 意 ■
      • 拡張しすぎない。
      • 全周を均一に拡張する。
      • 傷つけない。


    6. ピストンリングをステアリングラックに取り付ける。
    7. ■ 注 意 ■
      リングを傷つけない。

    8. ホースクランプおよびバキュームホースを使用して、拡張したピストンリングを縮ませる。

  63. パワーステアリングラック取り付け
    1. ラックカバーチューブが歯面およびポートを覆う状態でラック先端より約30mm長くなるように切断する。
    2. ■ 注 意 ■
      ラックカバーチューブはオイルシールの保護に使用するため、チューブの表面の損傷はオイル漏れの原因となる。このため、収縮前のチューブ表面にバリ、亀裂など損傷のないことを確認する。

    3. 新聞紙程度の厚さの紙をステアリングラックの歯面を覆う幅でラックカバーチューブと同等の長さに切断する。
    4. □ 参 考 □
      収縮時、チューブにラックの歯形が残るのを防止するため紙を使用する。


    5. ステアリングラックの歯の谷部にシャシーグリーススペシャルを充てんする。

    6. ステアリングラック歯面を覆うように紙をセットする。
    7. ラックカバーチューブを図のような折り目方向でポートを覆う位置まで挿入する。
    8. 歯の背面側を利用して、図のようにステアリングラックをドライヤーの吹き出し口に斜めに当てて、ラックカバーチューブ内のエアをB側へ押し出すようにドライヤーを移動させてA部からB部までラックカバーチューブを収縮させる。
    9. ■ 注 意 ■
      歯面側を利用するとチューブに歯形が残り、チューブがはずれにくくなるため背面側を利用する。

      □ 参 考 □
      チューブの折り目を片側ずつ収縮させるため、ドライヤーは吹き出し口の絞られたものが作業しやすい。


    10. ラックカバーチューブのみ180°回転させる。

    11. 歯の背面を利用して、ラックカバーチューブを収縮させる。
    12. 紙を抜き取る。
    13. □ 参 考 □
      紙が破れた場合は、ラックカバーチューブを抜き取り、紙をはずす。なお、チューブ取り付け時はポートを覆う位置まで確実に挿入する。

    14. ステアリングラックを回しながら先端C部のみを十分暖めて、素早くラックカバーチューブをねじりながらラックエンドのねじ穴に押し込む。
    15. ■ 注 意 ■
      歯面部を加熱するとチューブ歯形が残りはずれにくくなるため、先端C部のみを加熱する。


    16. 先端に突起、エッジのないことを確認する。
    17. □ 参 考 □
      先端に突起、エッジのある場合は、再度先端部を暖めてボールペンなどを利用して、ねじ穴に押し込む。

    18. ラックカバーチューブ表面に傷などないことを確認する。
    19. ステアリングラックのラックカバーチューブおよびピストンリングにパワーステアリングフルードを塗布する。
    20. ステアリングラックをラックハウジングに付け、ラックカバーチューブを取りはずす。
    21. ■ 注 意 ■
      • ピストンリングを傷つけない。
      • ラックカバーチューブは再使用不可。
      • ラックカバーチューブ取りはずし後は、ラックオーバーストロークにより歯面およびポートでオイルシールを損傷するおそれがあるため、コントロールバルブを取り付けるまで必要以上ステアリングラックを動かさない。

  64. シリンダエンドストッパ取り付け
    1. ステアリングラックのLH側に保護テープを巻き、パワーステアリングフルードを塗布する。
    2. 新品のシリンダチューブオイルシールのリップ部に、パワーステアリングフルードを塗布する。
    3. ラックハウジングのLH側にシリンダチューブオイルシールを取り付ける。
    4. ■ 注 意 ■
      • 取り付け方向を間違えない。
      • オイルシールを傾けない。


    5. 保護テープをステアリングラックから取りはずす。
    6. シリンダエンドストッパ内面のブシュに傷がないことを確認する。

    7. シリンダエンドストッパ内面のブシュに、シャシーグリーススペシャルを塗布する。
    8. ■ 注 意 ■
      ブシュ外面にグリースを付着させない。

    9. SSTおよびハンマーを使用して、ホールスナップリング取り付け溝が見えるまで、シリンダエンドストッパを挿入する。
    10. SST
      09612-22011


  65. シリンダエンドストッパホールスナップリング取り付け
    1. SSTを使用して、新品のホールスナップリングを取り付ける。
    2. SST
      09905-00013(09904-00090)


  66. パワーステアリングラックハウジング気密点検
    1. SSTおよびマイティバッグを使用して、58kPa{400mmHg}の負圧をかけ、約30秒間保持したとき、指針に変化のないことを確認する。
    2. SST
      09631-12071(09633-00010)

      ■ 注 意 ■
      漏れがある場合は、ラックハウジングオイルシールおよびシリンダチューブオイルシールを点検、交換する。


  67. パワーステアリングコントロールバルブスペーサ取り付け
    1. スライディングTハンドルおよびハンマーを使用して、新品のコントロールバルブスペーサ2個を軽く打ち込む。
    2. ■ 注 意 ■
      ポート内にゴミを入れない。


  68. パワーステアリングコントロールバルブアッパベアリング取り付け
    1. 新品のコントロールバルブアッパオイルシールのリップ部にMPグリースNo.2を塗布する。
    2. SSTおよびプレスを使用して、コントロールバルブアッパオイルシールを圧入する。
    3. SST
      09950-60010(09951-00180,09951-00320,09952-06010)
      09950-70010(09951-07150)

      ■ 注 意 ■
      取り付け方向を間違えない。


    4. SSTおよびプレスを使用してコントロールバルブアッパベアリングを圧入する。
    5. SST
      09950-60010(09951-00320)
      09950-70010(09951-07150)


  69. パワーステアリングコントロールバルブリング取り付け
    1. 新品のコントロールバルブリング4個に、パワーステアリングフルードを塗布する。
    2. コントロールバルブリングを指でしごいて取り付けやすいように拡張させる。
    3. ■ 注 意 ■
      • 拡張しすぎない。
      • 全周を均一に拡張する。
      • 傷つけない。


    4. コントロールバルブリング4個をコントロールバルブに取り付け、手で押えてなじませる。
    5. ■ 注 意 ■
      傷つけない。

    6. ホースクランプおよびバキュームホースを使用して、拡張したコントロールバルブリングを縮ませる。

  70. パワーステアリングコントロールバルブ取り付け
    1. コントロールバルブのセレーション部に保護テープを巻く。
    2. コントロールバルブアッパオイルシールにパワーステアリングフルードを塗布する。
    3. プレスを使用して、コントロールバルブをコントロールバルブハウジングに取り付ける。
    4. ■ 注 意 ■
      • オイルシールを傷つけない。
      • 軽く挿入できない場合、バルブリングのかみ込みおよびコントロールバルブアッパベアリングの傾きがないことを確認する。


    5. ピニオンの歯の谷部およびラックハウジング内のニードルローラーベアリング部にシャシーグリーススペシャルを塗布する。

    6. 新品のガスケットをコントロールバルブハウジングASSYに取り付ける。
    7. 合わせマークを合わせて、ボルト2本でコントロールバルブASSYを取り付ける。
    8. 基準値
      T=18N・m{185kgf・cm}

      ■ 注 意 ■
      左右均等にボルトを締め付ける。


  71. パワーステアリングラックガイド取り付け
    1. ステアリングラックおよびラックハウジングとの接触面に、シャシーグリーススペシャルを塗布する。

    2. ラックガイドをラックハウジングに取り付ける。
    3. スプリングキャップおよびラックハウジングのねじ部を清掃する。
    4. ラックガイドスプリングをラックハウジングに取り付ける。
    5. スプリングキャップのねじ部にアドヘシブ1344を塗布して、仮締めする。
    6. ステアリングラックとコントロールバルブを噛み合わせる。
    7. ストレートヘキサゴンレンチ21を使用して、スプリングキャップを取り付ける。
    8. 基準値
      T=74N・m{749kgf・cm}


  72. 総合プレロード点検
    1. 左右のラックエンドをステアリングラックに仮付けする。
    2. □ 参 考 □
      ラックエンドを付けずにステアリングラックをフルストロークさせるとオイルシールを傷つけるおそれがあるため、左右のラックエンドを取り付ける。

    3. SSTを使用して、ステアリングラックを1-2回フルストロークさせ、ステアリングラックをなじませる。
    4. SST
      09616-00011


    5. SSTを使用して、総合プレロードを点検する。
    6. SST
      09616-00011

      基準値
      T=0.8-1.5N・m{8ー14.8kgf・cm}


    7. 左右のラックエンドをステアリングラックから取りはずす。
  73. ステアリングラツクエンド取り付け
    1. 新品のクローワッシャー2個を、左右のラックエンドの切り欠きにツメを合わせて取り付ける。
    2. ラックエンド2個を仮付けする。
    3. ラックエンドのボールジョイント部にMPグリースNo.2を充てんする。

    4. SST2個を使用して、左右のラックエンドを締め付ける。
    5. SST
      09922-10010

      基準値
      T=76N・m{780kgf・cm}(規定締め付けトルク)
      T”=55N・m{570kgf・cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ920F使用時の読み)

      ■ 注 意 ■
      • SSTを使用する方向を間違えない。
      • SSTでステアリングラックを確実に固定する。
      • ステアリングラックはLH側を固定する。


    6. アルミ板を介して、ラックエンドのボールジョイント部をバイスに固定する。
    7. ■ 注 意 ■
      バイスを強く締めすぎない。

    8. ブラスバーおよびハンマーを使用して、左右のクローワッシャーをかしめる。
    9. ■ 注 意 ■
      ステアリングラックに衝撃を与えない。


  74. ステアリングラックエンド通気穴点検
    1. 針金をラックエンドの通気穴に約30mm挿入し、詰まりのないことを点検する。
    2. □ 参 考 □
      ラックエンドの通気穴は左右のラックブーツ内の圧力を等しくしている。通気穴が詰まっていると、ハンドルを回したときにラックブーツ内の圧力が変化し、ラックブーツの変形や破損のおそれがある。


  75. ステアリングラツクブ-ツNO.2取り付け
    1. ラックブーツNo.2の小径内側にラバーグリースを塗布する。

    2. ラックブーツNo.2の大径口側に新品のブーツクランプNo.2を図の矢印(A)に仮付けする。
    3. ■ 注 意 ■
      • 必ず新品のブーツクランプNo.2を使用する。
      • 必要以上にブーツクランプNo.2の径を広げて取り付けない。
      • ブーツクランプNo.2を変形させない。
      • ブーツクランプNo.2の径を図のように一度広げてから取り付けると締め付け力が均一ではなくなるため、ブーツとラックハウジングの間から水などの浸入により錆が発生し、不具合が発生する。
      • 車両に適用の補給品以外の物でブーツを固定しない。

      □ 参 考 □
      できるだけ補給状態からツメをはずしただけのブーツクランプ径で横から仮付けする。


    4. ラックブーツNo.2をラックハウジングの溝に取り付ける。
    5. ■ 注 意 ■
      • ラックブーツNo.2をねじって取り付けない。
      • ラックブーツNo.2を傷つけない。
      • ラックブーツNo.2をラックハウジングに取り付けた後にブーツクランプNo.2を取り付けない。

  76. ステアリングラツクブ-ツNO.1取り付け
  77. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  78. ステアリングラツクブ-ツクランプNO.2取り付け
    1. プライヤーおよびマイナスドライバーを使用して、ブーツクランプNo.2を取り付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      ラックブーツNo.2をねじらない。


  79. ステアリングラツクブ-ツクランプNO.1取り付け
  80. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  81. ステアリングラツクブ-ツクリツプ取り付け
    1. プライヤーを使用して、左右のクリップを図の範囲に取り付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      ラックブーツNo.2をねじらない。


    3. SSTを使用して、コントロールバルブを回転させたとき、左右のラックブーツがスムースに伸縮することを確認する。
    4. SST
      09616-00011


  82. タイロツドエンドLH点検
    1. アルミ板を介して、タイロッドエンドLHのボールジョイント部をバイスに軽く固定する。
    2. ■ 注 意 ■
      バイスを強く締めすぎない。

    3. キャッスルナットを仮付けする。
    4. ボールジョイントを5往復回転させる。
    5. トルクレンチをナットにセットして、1回転/3-5秒の速度で連続してボールジョイントを回転させ、5回目の回転トルクを点検する。
    6. 基準値
      T=3.4N・m{35kgf・cm}以下


  83. タイロツドエンドRH点検
  84. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  85. タイロツドエンドLH取り付け
    1. ロックナットおよびタイロッドエンドLHを合わせマークの位置までねじ込み、ロックナットを仮締めする。
    2. □ 参 考 □
      本締めは、トーイン調整後行う。


  86. タイロツドエンドRH取り付け
  87. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  88. ステアリングレフトターンプレッシャチューブ取り付け
    1. ユニオンナットレンチ12を使用して、レフトターンプレッシャチューブを取り付ける。
    2. 基準値
      T=25N・m{250kgf・cm}(規定締め付けトルク)
      T’=22N・m{227kgf・cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)


  89. ステアリングライトターンプレッシャチューブ取り付け
  90. □ 参 考 □
    ステアリングレフトターンプレッシャチューブと同様の手順で行う。

  91. パワ-ステアリングリンクASSY取り付け
    1. グロメットNo.2をステアリングリンクASSYに取り付ける。
    2. 合わせマークを合わせて、ブラケットNo.2をステアリングリンクASSYに取り付ける。
    3. ■ 注 意 ■
      矢印の刻印を車両前方側にする。


    4. ボルトおよびナット各4個で、ステアリングリンクASSYおよびブラケットNo.2をクロスメンバに仮付けする。
    5. ■ 注 意 ■
      ボルトはステアリングリンク側より取り付ける。


    6. 取り付けボルト4本を本締めする。
    7. 基準値
      T=74N・m{750kgf・cm}

      ■ 注 意 ■
      ナットを固定し、ボルトを回す。

  92. ステアリングインタミデイエイトシヤフト取り付け
    1. 合わせマークを合わせて、ボルトでインタミディエイトシャフトをコントロールバルブに取り付ける。
    2. 基準値
      T=28N・m{290kgf・cm}


  93. ステアリングコラムホ-ルカバ-NO.1取り付け
    1. ホールカバーNo.1の切り欠きを、コントロールバルブハウジングの突起に合わせて取り付ける。

  94. パワ-ステアリングラツクハウジングヒ-トインシユレ-タ取り付け
    1. ヒートインシュレータの穴をホールカバーNo.1の突起に合わせる。
    2. ボルトで、ヒートインシュレータを取り付ける。
    3. 基準値
      T=7.4N・m{75kgf・cm}


  95. フロントサスペンシヨンクロスメンバ取り付け
    1. ミッションジャッキで、クロスメンバを支える。
    2. ボルト4本で、クロスメンバをボデーに仮付けする。
    3. SSTをクロスメンバRH側および車両RH側の基準穴に差し込み、ボルト穴位置を調整しながらボルト2本を仮締めする。
    4. SST
      09670-00010

      □ 参 考 □
      ボルトA、Bの順序で仮締めする。


    5. SSTをクロスメンバLH側および車両LH側の基準穴に差し込み、ボルト穴位置を調整しながらボルト2本を仮締めする。
    6. SST
      09670-00010

      □ 参 考 □
      ボルトA、Bの順序で仮締めする。


    7. SSTをクロスメンバRH側および車両RH側の基準穴に差し込み、規定トルクで締め付ける。
    8. SST
      09670-00010

      基準値
      T=70N・m{710kgf・cm}(ボルトB(フロント側))
      T=116N・m{1180kgf・cm}(ボルトA(リヤ側))

    9. SSTをクロスメンバLH側および車両LH側の基準穴に差し込み、規定トルクで締め付ける。
    10. SST
      09670-00010

      基準値
      T=70N・m{710kgf・cm}(ボルトB(フロント側))
      T=116N・m{1180kgf・cm}(ボルトA(リヤ側))

      ■ 注 意 ■
      クロスメンバ取り付け後、クロスメンバ側および車両側の基準穴が一致していることを確認する。

    11. ミッションジャッキをクロスメンバから取りはずす。
    12. ボルトおよびナット2個で、エンジンマウンティングインシュレータRRをクロスメンバに取り付ける。
    13. 基準値
      T=80N・m{816kgf・cm}


    14. スリングデバイスおよびチェーンブロックを取りはずす。
  96. フロントサスペンシヨンロワ-ア-ムNO.1LH接続(要領は30-16 参照)
  97. フロントサスペンシヨンロワ-ア-ムNO.1RH接続
  98. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  99. プレツシヤフイ-ドチユ-ブASSY接続
    1. プレッシャフィードチューブASSYをステアリングリンクASSYに仮付けする。
    2. ボルトで、プレッシャフィードチューブASSYのクランプをクロスメンバに取り付ける。
    3. 基準値
      T=7.8N・m{80kgf・cm}


    4. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを本締めする。
    5. 基準値
      T=44N・m{450kgf・cm}(規定締め付けトルク)
      T’=40N・m{410kgf・cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)


  100. エキゾ-ストパイプASSYFR取り付け(要領は15-2 参照)
  101. フロントフロアパネルブレ-ス取り付け(要領は15-2 参照)
  102. タイロツドエンドLH接続(要領は30-16 参照)
  103. タイロツドエンドRH接続
  104. □ 参 考 □
    RH側はLH側と同様の手順で行う。

  105. フロントタイヤ取り付け
  106. 基準値
    T=103N・m{1050kgf・cm}

  107. ステアリングスライデイングヨ-ク接続
    1. 合わせマークを合わせて、ボルトでスライディングヨークを接続する。
    2. ボルト2本で、スライディングヨークを固定する。
    3. 基準値
      T=28N・m{290kgf・cm}


  108. フロントタイヤ直進状態点検
  109. ステアリングコラムホ-ルカバ-NO.1取り付け
    1. クリップAを付け、ホールカバーNo.1およびクリップBをボデーに取り付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      リップ部が噛み込んでいないか確認する。


  110. ステアリングコラムホ-ルカバ-プレ-ト取り付け(要領は50-5 参照)
  111. パワーステアリングフルード補充(要領は51-3 参照)
  112. パワーステアリングフルードエア抜き(要領は51-3 参照)
  113. フルード量点検(要領は51-3 参照)
  114. フルード漏れ点検
  115. ボンネツト(フ-ド)取り付け(要領は75-1 参照)
  116. ボンネツト(フ-ド)調整(要領は75-1 参照)
  117. 排気洩れ点検
  118. フロントホイールアライメント点検・調整(要領は26-6 参照)
  119. エンジンアンダカバ-LH取り付け
  120. エンジンアンダカバ-RH取り付け
  121. カウルトツプパネルOUT取り付け(要領は26-12 参照)
  122. ウインドシールドワイパモータ&リンクASSY取り付け(要領は66-7 参照)
  123. カウルトツプベンチレ-タル-バLH取り付け
  124. カウルトツプベンチレ-タル-バRH取り付け
  125. ボンネツト(フ-ド)ツウカウルトツプシ-ル取り付け
  126. フロントワイパア-ムLH取り付け(要領は66-7 参照)
  127. フロントワイパア-ムRH取り付け(要領は66-7 参照)
  128. ウインドシ-ルドワイパア-ムカバ-取り付け