DTC C1243/43 Gセンサ固着異常

 DTC C1244/44 Gセンサ断線またはショート

準備品一覧

機能説明

DTCNo.
DTC検出条件
DTC出力関連項目
C1243/43
  • 車速30km/hから0km/hになるまでの間にデセラレーションセンサ出力値が変化しない状態が16回以上
  • 車速5km/h以上でセンサ出力が「高G」のまま30秒以上継続
  • デセラレーションセンサ(内部固着)
  • ワイヤハーネス断線、ショート
  • コネクターの接圧不良、端子の変形、腐蝕
  • ブレーキアクチュエータASSY
C1244/44
デセラレーションセンサの断線またはショート状態が1秒以上継続
  • ワイヤハーネス断線またはショート
  • コネクターの接圧不良、端子の変形、腐蝕
  • デセラレーションセンサ
  • ブレーキアクチュエータASSY

回路図

点検手順

手順1
S2000データ読み取り(フリーズフレームデータ)

SST
09991-60101
09991-60300
  1. S2000を使用して、ダイアグコード記憶時の前後Gのフリーズフレームデータを確認する。

  2. ECUフリーズフレームデータ

    項目名
    出力項目
    状況
    参考値
    前後G
    前後G(G)
    [低G]⇔[中G]⇔[高G]
  3. ダイアグコード記憶時の車両状況を記録しておく。

      次の手順へ

手順2
ワイヤハーネス点検(デセラレーションセンサ~ブレーキアクチュエータASSY)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. ブレーキアクチュエータおよびデセラレーションセンサのコネクターかん合に、ゆるみ、抜けなどの不具合がないことを確認する。

  2. IGスイッチをOFFにして、ブレーキアクチュエータASSYおよびデセラレーションセンサのコネクターを切り離す。

  3. コネクターのかん合不具合、端子に変形および腐蝕がないことを点検する。


  4. 基 準
    コネクターのかん合不具合、端子に変形および腐蝕がない
  5. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、デセラレーションセンサ⇔ブレーキアクチュエータASSY間ワイヤハーネスの導通および端子間、ボデーアースとの絶縁を点検する。


  6. 基 準

    導通点検

    点検端子
    [ブレーキアクチュエータASSY⇔デセラレーションセンサ]
    導 通
    19(GS1)⇔2(GS1)
    導通あり
    8(GS2)⇔3(GS2)
    導通あり
    7(GST)⇔5(GST)
    導通あり

    絶縁点検

    点検端子
    [ブレーキアクチュエータASSY]
    導 通
    19(GS1)⇔8(GS2)
    19(GS1)⇔7(GST)
    8(GS2)⇔7(GST)
    導通なし
    19(GS1)、8(GS2)、7(GST)⇔ボデーアース
    導通なし
      NG
      デセラレ-シヨンセンサ交換
      OK
      次の手順へ

手順3
デセラレ-シヨンセンサ単体点検

SST
09082-00030
09083-00150
09991-60101
09991-60300
  1. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、デセラレーションセンサ各端子とボデーアース間の電圧および導通を点検する。

  2. ■ 注 意 ■
    コネクターをセンサに接続した状態で、コネクターの裏側から点検する。

    1. デセラレーションセンサの1(GND)端子とボデーアースの導通を点検する。


    2. 基 準
      導通あり
    3. デセラレーションセンサの4(+IG)端子とボデーアースの電圧を点検する。


    4. 基準値
      4.75~5.25V
    5. 車両水平状態で、5(GST)、2(GS1)、3(GS2)端子とボデーアースの電圧を点検する。


    6. 基準値
      1V以下
  3. IGスイッチをOFFにして、デセラレーションセンサをフロアパネルから切り離す。

  4. デセラレーションセンサを車両前後方向に傾け、S2000-データモニターでセンサ出力が傾きに応じて出力することを確認する。

  5. ■ 注 意 ■
    • デセラレーションセンサ本体をブラケットから取りはずさない。
    • センサを大きく傾けたとき、違う値が出力されることがある。


    基準値
    項目名
    [S2000短縮表示]
    項目名解説
    点検条件
    参考値
    異常時の点検項目
    G-SW
    [G-SW]
    デセラレーションセンサの作動を表す
    減速時、加速時
    高G→中G→低Gと変化
    • デセラレーションセンサ信号系
    • アクチュエータ系
    A
    OK
    B
    NG(センサ電源[+IG、GND])
    C
    NG(センサ出力)
      B
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      C
      デセラレ-シヨンセンサ交換
      A
      次の手順へ

手順4
DTC再確認点検

SST
09991-60101
09991-60300
  1. ダイアグノーシスコード消去後、問診およびフリーズフレームデータをもとに不具合発生状況での走行、制動テストを行い、ダイアグノーシスコードを再出力する。

  2. 正常
    デセラレーションセンサ異常コードを再出力
      B
      ブレ-キアクチユエ-タASSY点検および交換
      A
      正常復帰(コネクター端子の接触不良などによりダイアグノーシスコードを記憶したが、コネクター再接続により正常復帰したと考えられる。コネクター端子の点検、修理は01-30 参照)