DTC C1234/34 ヨーレートセンサ異常

 DTC C1210/36 ヨーレートセンサ0点未補正

 DTC C1232/32 Gセンサ固着異常

 DTC C1243/43 Gセンサ固着異常

 DTC C1244/44 Gセンサ断線またはショート

 DTC C1245/45 Gセンサ出力異常

 DTC C1336/39 Gセンサ0点未補正

 DTC C1381/97 Gセンサ電源異常

準備品一覧

機能説明

ブレーキアクチュエータはCAN通信によりヨーレートセンサの信号を入力している。

DTCNo.
DTC検出条件
DTC出力関連項目
C1210/36
ヨーレートセンサの0点が未補正
(0点取得を行い、コード消去後、出力されなければ故障ではない。)
C1232/32
車速30km/hから0km/hになるまでの間にGL1、GL2の値がともに変化しない状態が16回以上発生
  • ヨーレートセンサ(センサ内蔵)内部固着
  • ブレーキアクチュエータASSY
C1234/34
ヨーレートセンサからの異常信号を受信した場合
  • ヨーレートセンサ0点記憶異常
  • ヨーレートセンサ取り付け状態不良
  • ヨーレートセンサ
  • ブレーキアクチュエータASSY
C1243/43
車速30km/hから0km/hになるまでの間にGL1、GL2の値がともに変化しない状態が16回以上発生
  • ヨーレートセンサ(センサ内蔵)内部固着
  • ブレーキアクチュエータASSY
C1244/44
  • 車両停止状態でGL1、GL2の差が0.6G以上になった後、0.4G未満にならない状態が60秒以上継続
  • Gセンサからの異常信号を受信した場合
  • ヨーレートセンサ0点記憶異常
  • ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
  • ブレーキアクチュエータASSY
C1245/45
車速30km/h以上でGセンサ値から算出した前後Gと車速から演算した前後Gの差が0.35Gを超える状態が60秒以上継続
  • ヨーレートセンサ0点記憶異常
  • ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
  • ブレーキアクチュエータASSY
C1336/39
デセラレーションセンサの0点が未補正
(0点取得を行い、コード消去後、出力されなければ故障ではない。)
C1381/97
車速3km/h以上でGセンサ電源異常状態の信号を10秒以上受信
  • ヨーレートセンサコネクターの接厚不良、端子変形、腐蝕
  • ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)電源回路
  • ブレーキアクチュエータASSY

コード表示一覧

SAEダイアグコード
ABSランプ表示コード
VSCランプ表示コード
C1210
36
C1232
32
C1234
34
C1243
43
43
C1244
44
43
C1245
45
43
C1336
39
C1381
97
43

回路図

点検手順

手順1
ダイアグコード確認
  1. ダイアグノーシスコードを消去し、IGスイッチをOFFにする。

  2. 再度IGスイッチをONし、VSC通信異常(U0121/94)およびヨーレートセンサ通信異常(U0123/62)のダイアグコードが出力していないことを確認する。

  3. ヨーレートセンサ0点未補正異常コード(C1210/36)およびGセンサ0点未補正異常コード(C1336/39)が出力していないことを確認する。

  4. CAN通信異常のコードを出力していない
    CAN通信異常コードU0121/94またはU0123/62を出力している
    0点記憶未補正異常のコードC1210/36またはC1336/39コ-ドのみ出力
      B
      CAN通信システムトラブルシュートへ
      C
      A
      次の手順へ

手順2
ワイヤハーネス点検

SST
09082-00030
09083-00150
  1. ヨーレートセンサのコネクターかん合にゆるみ、抜けなどの不具合がないことを確認する。

  2. ヨーレートセンサのコネクターを切り離す。

  3. コネクターケース、端子に変形および腐蝕がないことを点検する。


  4. 基 準
    コネクターケース、端子に変形、腐蝕がない
  5. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ヨーレートセンサワイヤの端子⇔ボデーアース間を点検する。


  6. 基 準
    点検端子
    測定条件
    基 準
    1(IG)⇔ボデーアース
    IGスイッチON
    10-14V
    5(GND)⇔ボデーアース
    常時
    導通あり
    □ 参 考 □
    ヨーレートセンサのコネクターに不具合がある場合はセンサを交換する。

      NG
      ワイヤハーネスおよびコネクター修理または交換
      OK
      ヨ-レ-トセンサ交換

手順3
ヨーレートセンサ0点取得(要領は05-218 参照)
      次の手順へ

手順4
DTC再確認
  1. ダイアグノーシスコードを消去する。

  2. 走行テストを行い、ダイアグノーシスコードを再度出力させる。

  3. 正常
    ヨーレートセンサまたはGセンサ0点未補正異常のコードを再出力
      B
      ブレ-キアクチユエ-タASSY交換
      A
      正常復帰