ブレ-キ マスタシリンダASSY オーバーホール(脱着・分解)

    準備品一覧

  1. ブレーキフルード抜き取り
  2. ブレ-キマスタシリンダASSY取りはずし
  3. □ 参 考 □
    ブレーキペダルを数回操作し、ブレーキブースタ内の負圧を抜いておくと、ブレーキマスターシリンダASSYの取りはずしが容易にできる。

    1. ユニオンナットレンチ10を使用して、ブレーキチューブ2本をブレーキマスタシリンダASSYから切り離す。

    2. クリップ2個をずらし、ブレーキマスタシリンダリザーバチューブNo.1およびブレーキマスタシリンダリザーバチューブNo.2をブレーキマスタシリンダユニオンから切り離す。
    3. ナット2個をはずし、ブレーキマスタシリンダASSYを取りはずす。

  4. ブレ-キマスタシリンダユニオン取りはずし
    1. ピンポンチ(5mm)およびハンマーを使用して、ブレーキマスタシリンダリングピンを打ち抜き、ブレーキマスタシリンダユニオンを取りはずす。

  5. ブレ-キマスタシリンダリザ-バグロメツト取りはずし
    1. ブレーキマスタシリンダASSYからブレーキマスタシリンダリザーバグロメット2個を取りはずす。

  6. ブレーキマスターシリンダーキット取りはずし
    1. アルミ板を介して、マスターシリンダーボデーをバイスに固定する。
    2. マイナス薄刃ドライバーを使用して、Oリングを取りはずす。
    3. ピストンを押し込み、ブレーキマスタシリンダユニオン取り付け部を下に向けてストレートピンを取りはずす。
    4. ■ 注 意 ■
      損傷および紛失防止のため、ウエスなどを下にしいておく。


    5. ピストンを押し込んだ状態で、SSTを使用して、スナップリングを取りはずす。
    6. SST
      09905-00013(09904-00090)


    7. No.1ピストンサブASSYを、マスターシリンダーボデーからまっすぐに引いて取りはずす。
    8. ■ 注 意 ■
      シリンダーボデー内面を傷つけない。

    9. ピストンガイド、シリンダーカップおよびプレートをNo.1ピストンから取りはずす。
    10. No.2ピストンの端面が出てくるまでフランジ部を木片などに軽くたたき、端面がでたらNo.2ピストンをマスターシリンダーボデーからまっすぐ引いて取りはずす。
    11. ■ 注 意 ■
      シリンダーボデー内面を傷つけない。


  7. ブレーキマスタシリンダ点検
    1. ブレーキマスタシリンダボデーの内面に損傷がないことを点検する。
  8. ブレーキマスターシリンダーキット取り付け
    1. 新品のNo.2ピストン、No.1ピストンおよびピストンガイドにラバーグリースを塗布する。

    2. No.2ピストンをマスターシリンダーボデーに取り付ける。
    3. ■ 注 意 ■
      シリンダーボデー内面を傷つけないように、ピストンはまっすぐ挿入する。

    4. プレート、シリンダーカップおよびピストンガイドをNo.1ピストンに取り付ける。
    5. No.1ピストンをマスターシリンダーボデーにまっすぐに取り付ける。
    6. ■ 注 意 ■
      • シリンダー内面を傷つけないように、ピストンをまっすぐ挿入する。
      • シリンダーカップのリップ部を傷つけない。

    7. ピストンを押し込んだ状態で、ブレーキマスタシリンダユニオン取り付け部のポートからストレートピンを挿入する。
    8. ■ 注 意 ■
      ストレートピンおよびピストンが確実に取り付けられていることを確認する。


    9. ピストンを押し込んだ状態で、SSTを使用して、新品のホールスナップリングを取り付ける。
    10. SST
      09905-00013(09904-00090)


    11. 新品のOリングにラバーグリースを塗布する。
    12. Oリングをマスターシリンダボデーに取り付ける。
  9. ブレ-キマスタシリンダリザ-バグロメツト取り付け
    1. ブレーキマスタシリンダASSYにブレーキマスタシリンダリザーバグロメット2個を取り付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      グロメットおよび取り付け部に異物が付着していないことを確認する。


  10. ブレ-キマスタシリンダユニオン取り付け
    1. ピンポンチ(5mm)およびハンマーを使用して、ブレーキマスタシリンダリングピンを打ち込みブレーキマスタシリンダユニオンを取り付ける。

  11. ブレーキブースタプッシュロッド点検・調整
    1. エンジン停止状態でブレーキペダルを数回踏み、ブレーキブースタ内の負圧を抜く。
    2. シックネスゲージ(0.3mm)を介して、SSTをマスタシリンダに当てる。
    3. SST
      09737-00012

    4. SSTのロッドをマスタシリンダのピストンに軽く当て、固定する。
    5. SST
      09737-00012

    6. SSTのロッド平面にチョークを塗布し、SSTを反転させてブレーキブースタASSYに取り付け、すき間を点検する。
    7. SST
      09737-00012

      基準値
      0mm(すき間)

      □ 参 考 □
      SSTのロッドをブレーキブースタASSYのプッシュロッドに当てたとき、SST本体とブレーキブースタASSYのシェルの間にすき間がある場合はすき間過小、ブレーキブースタASSYのプッシュロッドにチョークが付着しない場合はすき間過大と判断する。


    8. 基準値外の場合はSSTを使用してロッドを固定し、ボックスレンチ(7mm)を使用してロッド先端を回し、長さを調整する。
    9. SST
      09737-00020

      ■ 注 意 ■
      調整後、プッシュロッドのすき間を再点検する。


  12. ブレ-キマスタシリンダASSY取り付け
    1. ブレーキマスタシリンダASSYをブレーキブースタASSYに挿入する。
    2. ナット2個を取り付ける。
    3. 基準値
      T=13N・m{130kgf・cm}


    4. クリップ2個で、ブレーキマスタシリンダリザーバチューブNo.1およびブレーキマスタシリンダリザーバチューブNo.2をブレーキマスタシリンダユニオンに接続する。
    5. ユニオンナットレンチ10を使用して、ブレーキチューブ2本をブレーキマスタシリンダASSYに接続する。
    6. 基準値
      T=15N・m{155kgf・cm}(規定締め付けトルク)
      T'=14N・m{143kgf・cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ230F使用時の読み)


  13. ブレーキシステムエア抜き(VSCなし)(要領は32-3 参照)
  14. ブレーキシステムエア抜き(VSCあり)(要領は32-3 参照)
  15. SST
    09991-60101
    09991-60300

  16. ブレーキフルード漏れ点検
  17. ブレーキ引きずり点検