フロントドライブシャフト オーバーホール(脱着・分解)

    準備品一覧

    □ 参 考 □
    構成図は30-14 参照

  1. オートマチックトランスアクスルフルード抜き取り
    1. ドレーンプラグおよびガスケットをはずし、トランスミッションフルードを抜き取る。
    2. 新品のガスケットを介して、ドレーンプラグを取り付ける。
    3. 基準値
      T=17N・m{175kgf・cm}

  2. トランスファーオイル抜き取り(駆動方式4WD)
  3. □ 参 考 □
    ドライブシャフトRH側脱着時のみ作業を行う。

    1. フィラープラグおよびガスケットを取りはずす。
    2. ドレーンプラグおよびガスケットをはずし、トランスファーオイルを抜き取る。
    3. 新品のガスケットを介して、ドレーンプラグを取り付ける。
    4. 基準値
      T=49N・m{500kgf・cm}

  4. フロントタイヤ取りはずし
  5. エンジンアンダカバ-LH取りはずし
  6. フロントアクスルハブナツトLH取りはずし
    1. ドライブシャフトの溝部に合わせてSSTをセットし、ハンマーを使用して、かしめを解く。
    2. SST
      09930-00010

      ■ 注 意 ■
      • SSTの平らな面を上にして溝部にセットする。
      • SST先端をグラインダー等で絶対に削らない。
      • フロントアクスルハブナットを取りはずす際、かしめを完全に解く。
      • ドライブシャフトのねじ山を傷つけない。


    3. ソケットレンチ(30mm)を使用して、ハブナットを取りはずす。
  7. スピ-ドセンサFRLH切り離し
    1. ボルトをはずし、スピードセンサワイヤおよびフレキシブルホースをショックアブソーバASSYから切り離す。
    2. クリップをショックアブソーバASSYから切り離す。

    3. ボルトをはずし、スピードセンサFRをステアリングナックルから切り離す。
    4. ■ 注 意 ■
      スピードセンサの先端および取り付け部に異物を付着させない。


  8. フロントスタビライザバ-切り離し
    1. ボルトをスパナ(10mm)で固定し、ナットを取りはずす。
    2. クッションリテーナNo.1を2個およびクッション2個を取りはずし、スタビライザバーを切り離す。

  9. フロントサスペンシヨンロワ-ア-ムNO.1LH切り離し
    1. コッターピンおよびキャッスルナットを取りはずす。
    2. SSTを使用して、ロワーアームNo.1のボールジョイント部をステアリングナックルから切り離す。
    3. SST
      09628-00011

      ■ 注 意 ■
      • ボールジョイントのダストカバーを傷つけない。
      • SSTの脱落防止のため、必ずひも等で吊しておく。


  10. タイロツドエンドLH切り離し
    1. コッターピンおよびキャッスルナットを取りはずす。
    2. SSTを使用して、タイロッドエンドをステアリングナックルから切り離す。
    3. SST
      09628-62011

      ■ 注 意 ■
      ボールジョイントのダストカバーを傷つけない。


  11. フロントアクスルASSY LH切り離し
    1. プラスチックハンマーを使用して、ドライブシャフトASSYの先端を軽くたたき、シャフトとアクスルASSYのかん合をはずす。
    2. □ 参 考 □
      かん合が固い場合は、ブラスバーおよびハンマーを使用して、ドライブシャフトの先端をたたく。

    3. フロントアクスルASSYを車両外側に押して、アクスルASSYからドライブシャフトASSYを抜く。
    4. ■ 注 意 ■
      • 必要以上にフロントアクスルASSYを車両外側へ押し出さない。
      • ドライブシャフトアウトボードジョイントブーツを傷つけない。
      • スピードセンサハーネスクランプを変形させない。
      • スピードセンサロータを傷つけない。
      • ドライブシャフトASSYはひもなどで吊しておく。

  12. フロントドライブシヤフトASSYLH取りはずし
    1. SSTを使用して、ドライブシャフトASSYを取りはずす。
    2. SST
      09520-01010
      09520-24010(09520-32040)

      ■ 注 意 ■
      • オイルシールを傷つけない。
      • ブーツを傷つけない。
      • ドライブシャフトを落下させない。


  13. フロントドライブシヤフトASSYRH取りはずし(駆動方式FF)
    1. ブラスバーおよびハンマーを使用して、ドライブシャフトASSYを取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      • オイルシールを傷つけない。
      • ブーツを傷つけない。
      • ドライブシャフトASSYを落下させない。


  14. フロントドライブシヤフトASSYRH取りはずし(駆動方式4WD)
    1. ウォーターポンププライヤーを使用してベアリングブラケットホールスナップリングを押し縮め、スナップリングを図の方向(車両外側方向)におこして、ベアリングブラケットからスナップリングを取りはずす。
    2. ベアリングブラケットボルトNo.1をはずし、ベアリングブラケットからドライブシャフトASSYを取りはずす。
    3. ■ 警 告 ■
      • ドライブシャフトASSY RHを脱着する場合はトランスアクスルオイルとトランスファオイルを全て抜き取る。
      • オイルを抜き取らないでドライブシャフトASSY RHを脱着した場合は、トランスアクスル側にトランスファオイルが流入し、トランスアクスルとトランスファでオイルが異なるため2種類のオイルが混合し、トランスアクスルおよびトランスファの内部洗浄が必要になる。

      ■ 注 意 ■
      • オイルシールを傷つけない。
      • ブーツを傷つけない。

      □ 参 考 □
      かん合が固い場合は、ブラスバーおよびハンマーを使用して、インボードジョイントASSY RHの端面を軽くたたいて取りはずす。


  15. フロントアクスルASSY LH固定
  16. □ 参 考 □
    ドライブシャフトを取り外した状態でアクスルベアリングに車両荷重をかけない。車両移動などでやむを得ず荷重をかける場合は、図のようにSSTを使用して、アクスルベアリングを固定する。

    SST
    09608-16042(09608-02021,09608-02041)


  17. フロントドライブシャフト点検
    1. ジョイント部を上下、左右、軸方向に動かした際、スムースに作動し、著しいガタがない事を点検する。
    2. ジョイントブーツの亀裂、損傷およびグリース漏れがないことを点検する。
    3. ■ 注 意 ■
      ドライブシャフトASSYは水平にした状態で持ち運ぶ。

  18. フロントアクスルインボ-ドジヨイントブ-ツクランプLHNO.2取りはずし
    1. ワンタッチクランプの場合
      1. マイナス薄刃ドライバーを使用してかしめを解き、インボードジョイントブーツクランプNo.2を切り離す。

    2. 引っかけクランプの場合
      1. ニードルノーズプライヤーおよびマイナス薄刃ドライバーを使用して、引っかけ部をはずして、インボードジョイントブーツクランプNo.2を切り離す。
  19. フロントアクスルインボ-ドジヨイントブ-ツクランプLH取りはずし
    1. ワンタッチクランプの場合
      1. マイナス薄刃ドライバーを使用してかしめを解き、インボードジョイントブーツクランプを切り離す。

    2. 引っかけクランプの場合
      1. ニードルノーズプライヤーおよびマイナス薄刃ドライバーを使用して、引っかけ部をはずして、インボードジョイントブーツクランプを切り離す。
  20. フロントアクスルインボードジヨイントブーツ切り離し
    1. インボードジョイントブーツをインボードジョイントから切り離す。
  21. フロントドライブインボ-ドジヨイントASSYLH取りはずし
    1. インボードジョイント部からグリースを取り除く。
    2. インボードジョイントASSYとアウトボードジョイントシャフトASSYに合わせマークをつける。
    3. ■ 注 意 ■
      ポンチを使用して合わせマークを付けない。


    4. インボードジョイントASSYをアウトボードジョイントシャフトASSYから取りはずす。
    5. アルミ板を介して、アウトボードジョイントシャフトASSYをバイスで固定する。
    6. ■ 注 意 ■
      バイスを強く締めすぎない。

    7. SSTを使用して、シャフトスナップリングINNを取りはずす。
    8. SST
      09905-00012


    9. トリポードジョイントASSYおよびアウトボードジョイントシャフトASSYに合わせマークを付ける。
    10. ■ 注 意 ■
      ポンチを使用して合わせマークを付けない


    11. ブラスバーおよびハンマーを使用して、トリポードジョイントASSYを取りはずす。
    12. ■ 注 意 ■
      ローラー部をたたかない。

    13. インボードジョイントブーツクランプNo.2、インボードジョイントブーツおよびインボードジョイントブーツクランプを取りはずす。
  22. ドライブシヤフトダンパクランプ取りはずし(駆動方式FF)
  23. □ 参 考 □
    ドライブシャフトRH側分解時のみ作業を行う。

    1. ワンタッチクランプの場合
      1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、ダンパクランプのかしめを解き、クランプを取りはずす。

    2. 引っかけクランプの場合
      1. ニードルノーズプライヤーを使用してツメ部をはずし、ダンパクランプを取りはずす。
  24. フロントドライブシヤフトダンパRH取りはずし(駆動方式FF)
  25. □ 参 考 □
    ドライブシャフトRH側分解時のみ作業を行う。

    1. ドライブシャフトダンパをアウトボードジョイントシャフトASSYから取りはずす。
  26. フロントアクスルアウトボ-ドジヨイントブ-ツクランプLHNO.2取りはずし
    1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、アウトボードジョイントブーツクランプNo.2を取りはずす。
    2. □ 参 考 □
      販売店にてイン&アウトボードジョイントブーツキットを交換してあった場合、補給用のクランプが取り付いている。


  27. フロントアクスルアウトボ-ドジヨイントブ-ツクランプLH取りはずし
    1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、アウトボードジョイントブーツクランプを取りはずす。
    2. □ 参 考 □
      販売店にてイン&アウトボードジョイントブーツキットを交換してあった場合、補給用のクランプが取り付いている。


  28. フロントアクスルアウトボードジヨイントブーツ取りはずし
    1. アウトボードジョイントブーツをアウトボードジョイントシャフトから取りはずす。
    2. アウトボードジョイント部からグリースを取り除く。
  29. フロントドライブインボ-ドジヨイントホ-ルスナツプリングLH取りはずし
    1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、ホールスナップリングを取りはずす。

  30. フロントドライブインボ-ドジヨイントホ-ルスナツプリングRH取りはずし(駆動方式FF)
  31. □ 参 考 □
    LH側と同様の手順で取りはずす。

  32. フロントドライブシヤフトダストカバ-LH取りはずし
    1. SSTおよびプレスを使用して、ダストカバーを取りはずす。
    2. SST
      09950-00020

      ■ 注 意 ■
      • インボードジョイントASSYを落下させない。
      • SSTを締めすぎない。


  33. フロントドライブシヤフトダストカバ-RH取りはずし(駆動方式FF)
  34. SST
    09950-00020

    □ 参 考 □
    LH側と同様の手順で取りはずす。

  35. フロントドライブシヤフトベアリング取りはずし(駆動方式4WD)
    1. SSTを使用して、ホールスナップリングを取りはずす。
    2. SST
      09905-00012


    3. SSTおよびプレスを使用して、ベアリングをインボードジョイントASSYから取りはずす。
    4. SST
      09527-10011

      ■ 注 意 ■
      インボードジョイントASSYを落下させない。


    5. ベアリングブラケットホールスナップリングを取りはずす。
  36. フロントドライブシヤフトベアリング取り付け(駆動方式4WD)
    1. 新品のベアリングブラケットホールスナップリングを取り付ける。
    2. SSTおよびプレスを使用して、新品のベアリングが端面に当たるまで、インボードジョイントASSYに圧入する。
    3. SST
      09527-10011
      09710-30021(09710-03141)

      ■ 注 意 ■
      圧力をかけすぎない。


    4. SSTを使用して、新品のホールスナップリングを取り付ける。
    5. SST
      09905-00012


  37. フロントドライブシヤフトダストカバ-LH取り付け
    1. SSTおよびプレスを使用して、新品のダストカバーを端面(図の矢印)まで圧入する。
    2. SST
      09527-10011

      ■ 注 意 ■
      • ダストカバーの向きを間違えない。
      • ダストカバーを変形させない。


  38. フロントドライブシヤフトダストカバ-RH取り付け(駆動方式FF)
  39. SST
    09527-10011

    □ 参 考 □
    LH側と同様の手順で取り付ける。

  40. フロントドライブインボ-ドジヨイントホ-ルスナツプリングLH取り付け
    1. 新品のホールスナップリングを取り付ける。
  41. フロントドライブインボ-ドジヨイントホ-ルスナツプリングRH取り付け(駆動方式FF)
  42. □ 参 考 □
    LH側と同様の手順で取り付ける。

  43. フロントアクスルアウトボードジヨイントブーツ取り付け
    1. アウトボードジョイントシャフトのスプライン部に保護テープを巻く。
    2. アウトボードジョイントシャフトに次の新品部品を順に取り付ける。
      1. アウトボードジョイントブーツクランプNo.2
      2. アウトボードジョイントブーツ
      3. アウトボードジョイントブーツクランプ
    3. アウトボードジョイントシャフトのジョイント部にグリースを充てんする。
    4. 参考値
      仕様
      4WD
      FF
      グリース充てん量
      125-135g
      125-135g

    5. アウトボードジョイントブーツをアウトボードジョイントシャフトASSYの溝に取り付ける。
    6. ■ 注 意 ■
      溝部にグリースを付着させない。

  44. フロントアクスルアウトボ-ドジヨイントブ-ツクランプLH取り付け
    1. アルミ板を介して、ドライブシャフトASSYをバイスで固定する。
    2. ■ 注 意 ■
      バイスを強く締めすぎない。

    3. SSTをアウトボードジョイントブーツクランプに取り付け、ブーツに押し付けながらSSTのボルトを少し締め込む。
    4. SST
      09521-24010


    5. SSTを固定して、クリアランスが基準値になるようにSSTのボルトを締め込む。
    6. 基準値
      0.8mm以下

    7. SSTを取りはずす。
    8. SSTを使用して、クランプの図のクリアランスを測定する。
    9. SST
      09240-00020

      基準値
      0.8mm以下

      ■ 注 意 ■
      測定値が基準値を越えた場合は、再度締め付け作業を行う。


  45. フロントアクスルアウトボ-ドジヨイントブ-ツクランプLHNO.2取り付け
    1. SSTをアウトボードジョイントブーツクランプNo.2に取り付けブーツに押し付けながらSSTのボルトを少し締め込む。
    2. SST
      09521-24010

    3. SSTを固定して、クリアランスが基準値になるようにSSTのボルトを締め込む。
    4. 基準値
      0.8mm以下

    5. SSTを取りはずす。

    6. SSTを使用して、クランプの図のクリアランスを測定する。
    7. SST
      09240-00020

      基準値
      0.8mm以下

      ■ 注 意 ■
      測定値が基準値を越えた場合は、再度締め付け作業を行う。


  46. フロントドライブシヤフトダンパRH取り付け(駆動方式FF)
  47. □ 参 考 □
    ドライブシャフトRH側分解時のみ作業を行う。

    1. ドライブシャフトダンパを図の基準値の位置に取り付ける。
    2. 基準値
      425.6-429.6mm

      ■ 注 意 ■
      クランプ取り付け用の溝をインボード側に向けて取り付ける。


  48. ドライブシヤフトダンパクランプ取り付け(駆動方式FF)
  49. □ 参 考 □
    ドライブシャフトRH側分解時のみ作業を行う。

    1. ワンタッチクランプの場合
      1. 新品のダンパクランプをドライブシャフトダンパに取り付け、マイナスドライバーを使用してかしめる。

    2. 引っかけクランプの場合
      1. ニードルノーズプライヤーを使用して、新品のダンパクランプの凸部と凹部を引っかけて固定する。
      2. ■ 注 意 ■
        引っかけ部のツメを変形させない。

  50. フロントドライブインボ-ドジヨイントASSYLH取り付け
    1. アウトボードジョイントシャフトに次の新品部品を順に取り付ける。
      1. インボードジョイントブーツクランプ
      2. インボードジョイントブーツ
      3. インボードジョイントブーツクランプNo.2
    2. アルミ板を介して、アウトボードジョイントシャフトをバイスで固定する。
    3. ■ 注 意 ■
      バイスを強く締めすぎない。

    4. 合わせマークを合わせて、トリポードジョイントASSYをアウトボードジョイントシャフトASSYに取り付ける。
    5. ■ 注 意 ■
      セレーションが切ってある側を外側にして、ジョイント端面まで取り付ける。


    6. ブラスバーおよびハンマーを使用して、トリポードジョイントASSYを打ち込む。
    7. ■ 注 意 ■
      • ローラ部をたたかない。
      • トリポードジョイントに異物を付着させない。

    8. SSTを使用して、新品のシャフトスナップリングINNを取り付ける。
    9. SST
      09905-00012


    10. インボードジョイントASSYにグリースを充てんする。
    11. 参考値
      仕様
      グリース充てん量
      4WD
      180-190g
      FF
      125-135g

    12. 合わせマークを合わせて、インボードジョイントASSYをアウトボードジョイントシャフトASSYに取り付ける。

  51. フロントアクスルインボードジヨイントブーツ取り付け
    1. インボードジョイントブーツをインボードジョイントASSYおよびアウトボードジョイントシャフトASSYの溝に取り付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      溝部にグリースを付着させない。

  52. フロントアクスルインボ-ドジヨイントブ-ツクランプLH取り付け
    1. ワンタッチクランプの場合
      1. インボードジョイントブーツクランプをインボードジョイントブーツに取り付け、マイナスドライバーを使用してかしめる。
      2. ■ 注 意 ■
        ブーツを傷つけない。


    2. 引っかけクランプの場合
      1. ニードルノーズプライヤーを使用して、インボードジョイントブーツクランプの凸部と凹部を引っかけて固定する。
      2. ■ 注 意 ■
        • ブーツを傷つけない。
        • 引っかけ部のツメを変形させない。

  53. フロントアクスルインボ-ドジヨイントブ-ツクランプLHNO.2取り付け
    1. ワンタッチクランプの場合
      1. インボードジョイントブーツクランプNo.2をインボードジョイントブーツに取り付け、マイナスドライバーを使用してかしめる。
      2. ■ 注 意 ■
        ブーツを傷つけない。


    2. 引っかけクランプの場合
      1. ニードルノーズプライヤーを使用して、インボードジョイントブーツクランプNo.2の凸部と凹部を引っかけて固定する。
      2. ■ 注 意 ■
        • ブーツを傷つけない。
        • 引っかけ部のツメを変形させない。

  54. フロントドライブシャフト点検
    1. ジョイント部を上下、左右、軸方向に動かした際、スムースに作動し、著しいガタがない事を点検する。
    2. ジョイントブーツの亀裂、損傷およびグリース漏れがないことを点検する。
    3. ■ 注 意 ■
      ドライブシャフトASSYは水平にした状態で持ち運ぶ。

    4. フロントドライブシャフトが下記の寸法になっていることを確認する。
    5. □ 参 考 □
      フロントドライブシャフト(A)寸法

      仕様
      LH側(mm)
      RH側(mm)
      FF
      569.3-579.3
      808.3-818.3
      4WD
      570.2-580.2
      808.1-818.1

  55. フロントドライブシヤフトASSYLH取り付け
    1. インボードジョイントASSY LHのスプライン部にオートフルードタイプT-IVを塗布する。
    2. シャフトのスプラインをかん合させ、ブラスバーおよびハンマーを使用して、ドライブシャフトASSY LHを挿入する。
    3. ■ 注 意 ■
      • スナップリングの切り口を下に向ける。
      • オイルシールを傷つけない。

      □ 参 考 □
      ドライブシャフトが完全に打ち込まれていることを、ブラスバーの反力の変化あるいは音質の変化で判断する。


  56. フロントドライブシヤフトASSYRH取り付け(駆動方式FF)
  57. □ 参 考 □
    LH側と同様の手順で取り付ける。

  58. フロントドライブシヤフトASSYRH取り付け(駆動方式4WD)
    1. インボードジョイントASSY RHのスプライン部にオートフルードタイプT-IVを塗布する。
    2. シャフトのスプラインをかん合させ、ドライブシャフトASSYを確実に挿入する。
    3. ■ 注 意 ■
      オイルシールを傷つけない。

    4. ウォーターポンププライヤーを使用して、新品のベアリングブラケットホールスナップリングを押し縮め、ベアリングブラケットに取り付ける。

    5. ベアリングブラケットの図の位置に新品のベアリングブラケットボルトNo.1を取り付ける。
    6. 基準値
      T=32N・m{330kgf・cm}

  59. フロントアクスルASSY LH取り付け
    1. フロントアクスルASSYを車両外側に押して、アクスルASSYにドライブシャフトASSYのスプラインをかん合させ、挿入する。
    2. ■ 注 意 ■
      • 必要以上にフロントアクスルASSYを車両外側へ押し出さない。
      • オイルシールを傷つけない。
      • ドライブシャフトアウトボードジョイントブーツを傷つけない。
      • スピードセンサハーネスクランプを変形させない。
      • スピードセンサロータを傷つけない。
      • スピードセンサロータおよび挿入部に異物がないことを確認する。

  60. タイロツドエンドLH取り付け
    1. タイロッドエンドをステアリングナックルに取り付け、キャッスルナットで締め付ける。
    2. 基準値
      T=49N・m{500kgf・cm}

      ■ 注 意 ■
      ねじ部およびテーパー部に油脂類を付着させない。

    3. 新品のコッターピンを取り付ける。
    4. ■ 注 意 ■
      キャッスルナット締め付け後のコッターピン穴合わせは60°以内の増し締め方向で行う。

  61. フロントサスペンシヨンロワ-ア-ムNO.1LH取り付け
    1. ロワーアームASSYのステアリングナックルに取り付け、キャッスルナットで締め付ける。
    2. 基準値
      T=98N・m{1000kgf・cm}

      ■ 注 意 ■
      ねじ部およびテーパー部に油脂類を付着させない。

    3. 新品のクリップを取り付ける。
    4. ■ 注 意 ■
      キャッスルナット締め付け後のクリップ穴合わせは60°以内の増し締め方向で行う。

  62. フロントスタビライザバ-取り付け
    1. クッションリテーナNo.1を2個、クッション2個およびスタビライザバーを図の向きになる様に取り付け、ナットで締め付ける。
    2. スタビライザボルトをスパナ(10mm)で固定し、新品のナットを締め付ける。
    3. 基準値
      T=18N・m{184kgf・cm}


  63. スピ-ドセンサFRLH取り付け
    1. ボルト2本で、スピードセンサワイヤおよびフレキシブルホースをショックアブソーバASSYに取り付ける。
    2. 基準値
      T=29N・m{300kgf・cm}

    3. クリップをショックアブソーバASSYに取り付ける。
    4. ■ 注 意 ■
      スピードセンサワイヤに負担がかかる状態で取り付けない。


    5. ボルトで、スピードセンサFRをステアリングナックルに取り付ける。
    6. 基準値
      T=8.0N・m{82kgf・cm}

      ■ 注 意 ■
      • センサ本体を取り付ける際に、センサ先端部分を傷つけない。
      • 異物をかみ込ませない。
      • 取り付ける際に、センサワイヤがねじれないようにする。


  64. フロントアクスルハブナツトLH取り付け
    1. ソケットレンチ(30mm)を使用して、新品のハブナットを取り付ける。
    2. 基準値
      T=216N・m{2200kgf・cm}

      □ 参 考 □
      締め付ける際、ブレーキペダルを踏んでおく。

    3. タガネおよびハンマーを使用して、ナットをかしめる。

  65. エンジンアンダカバ-LH取り付け
  66. フロントタイヤ取り付け
  67. 基準値
    T=103N・m{1050kgf・cm}

  68. トランスフアオイル点検(駆動方式4WD)(要領は31-3 参照)
  69. □ 参 考 □
    ドライブシャフトRH側脱着時のみ作業を行う。

  70. オートマチックトランスアクスルフルード補充
  71. オートマチックトランスアクスルフルード点検・調整(要領は40-2 参照)
  72. フロントホイールアライメント点検・調整(要領は26-6 参照)
  73. テストモード点検(スピードセンサ系統)
  74. SST
    09991-60101
    09991-60300

    1. EBD付きABS&BAシステム付き車(FF)(要領は05-105 参照)
    2. EBD付きABS&BAシステム付き車(4WD)(要領は05-157 参照)
    3. EBD付きABS&TRC&VSC&BAシステム付き車(要領は05-218 参照)