DTC P0753/62 S1ソレノイド系統

 DTC P0758/63 S2ソレノイド系統

準備品一覧

機能説明

エンジンコントロールコンピュータからの信号により、S1およびS2のON-OFFの組み合せで1速から4速までの変速を行う。フェイルセーフ機能として、ソレノイドバルブ系統で一方が断線または短絡した場合、エンジンコントロールコンピュータは他のソレノイドバルブをONまたはOFFさせる。また全てのソレノイドバルブが故障の場合は、機械的な油圧回路のみとなり、マニュアルシフトとなる。(断線および短絡の場合、エンジンコントロールコンピュータは故障したソレノイドバルブの通電を停止する。)

DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件
2.異常状態
3.異常期間
点検部位
P0753/62
1.変速を伴う走行中
2.ソレノイドS1回路の断線または短絡
3.2を1トリップで2回以上検出した時
  • ワイヤハーネスおよびコネクター(S1信号系統)
  • トランスミッションワイヤ
  • オートマチックトランスミッション3ウェイソレノイドASSY(S1)
  • エンジンコントロールコンピュータ
P0758/63
1.変速を伴う走行中
2.ソレノイドS2回路の断線または短絡
3.2を1トリップで2回以上検出した時
  • ワイヤハーネスおよびコネクター(S2信号系統)
  • トランスミッションワイヤ
  • トランスミッション3ウェイソレノイドNo.2(S2)
  • エンジンコントロールコンピュータ

回路図

点検手順

手順1
トランスミツシヨンワイヤ単体点検(S1/S2)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. トランスミッションワイヤのコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。


  3. 基準値
    端子番号(端子記号)
    抵抗値[Ω]
    5(S1)⇔ボデーアース
    11-15(20°C)
    10(S2)⇔ボデーアース
    11-15(20°C)
    □ 参 考 □

    点検結果

    状態
    手順
    S1異常
    手順Aへ
    S2異常
    手順Bへ
    正常
    OKへ

      NG(A)
      NG(B)
      OK
      次の手順へ

手順2
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(トランスミッションワイヤ-エンジンコントロールコンピュータ)(点検要領および注意事項は01-30 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. トランスミッションワイヤのコネクターを接続し、エンジンコントロールコンピュータのコネクターBを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。(端子配列は05-315 参照)


  3. 基準値
    端子番号(端子記号)
    抵抗値[Ω]
    B15(S1)⇔B7(E1)
    11-15(20°C)
    B14(S2)⇔B7(E1)
    11-15(20°C)
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
      OK
      エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検および交換

手順3
オ-トマチツクトランスミツシヨン3ウエイソレノイドASSY単体点検(S1)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. オートマチックトランスミッション3ウェイソレノイドASSY(S1)のコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ソレノイド端子とボデー間の抵抗を点検する。


  3. 基準値
    11ー15Ω(20°C)
      NG
      オ-トマチツクトランスミツシヨン3ウエイソレノイドASSY交換
      OK
      トランスミツシヨンワイヤ修理または交換

手順4
トランスミツシヨン3ウエイソレノイドNO.2単体点検(S2)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. トランスミッション3ウェイソレノイドNo.2(S2)のコネクターを切り離す。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ソレノイド端子とボデー間の抵抗を点検する。


  3. 基準値
    11ー15Ω(20°C)
      NG
      トランスミツシヨン3ウエイソレノイドNO.2交換
      OK
      トランスミツシヨンワイヤ修理または交換