スタータASSY(0.8kW) オーバーホール(脱着・分解)

    準備品一覧

  1. スタ-タマグネツトスイツチASSY取りはずし
    1. ナットをはずし、C端子のハーネスを切り離す。

    2. ナット2個を取りはずす。

    3. マグネットスイッチ前部を持ち上げながらムービングスタッドをピニオンドライブレバーからはずし、マグネットスイッチを取りはずす。

  2. スタ-タヨ-クASSY取りはずし
    1. スルーボルト2本をはずし、ヨークおよびピニオンドライブレバーを取りはずす。

    2. コンミュテータエンドフレームを取りはずす。
    3. ■ 注 意 ■
      C端子のハーネスを押さえながらコンミュテータエンドフレームを取りはずす。

    4. アーマチャのシャフト部をバイスに固定する。
    5. ■ 注 意 ■
      バイスを必要以上に締め付けない。

    6. プレートを取りはずす。
    7. ブラシスプリング4個を取りはずす。
    8. ■ 注 意 ■
      ブラシスプリングの飛散に注意する。


    9. ブラシホルダインシュレータを取りはずす。
    10. アーマチャを取りはずす。
  3. スタ-タクラツチ取りはずし
    1. アーマチャをウエスを介してバイスに固定する。
    2. ■ 注 意 ■
      バイスを必要以上に締め付けない。

    3. ピニオンストップナット(アウター)を取りはずす。
    4. マイナスドライバーを使用して、ピニオンストップナット(インナー)を取りはずす。

    5. マイナスドライバーを使用して、スナップリングを取りはずす。

    6. ピニオンストップナットおよびクラッチを取りはずす。
  4. スタ-タマグネツトスイツチASSY点検
    1. 作動点検
      1. プランジャを押し込んで放したとき、すばやくもとの位置に戻ることを確認する。

    2. 導通点検
      1. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、50端子とC端子間の導通の有無を確認する。
      2. SST
        09082-00030
        09083-00150

        基準
        導通あり


      3. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、50端子とマグネットスイッチボデー間の導通の有無を確認する。
      4. SST
        09082-00030
        09083-00150

        基準
        導通あり


  5. スタ-タア-マチヤASSY点検
    1. 抵抗点検
      1. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、コンミュテータとアーマチャコイルコア間の抵抗を測定する。
      2. SST
        09082-00030
        09083-00150

        基準
        10MΩ以上


    2. 作動点検
      1. アーマチユアテスターを使用して、シックネスゲージをアーマチヤアコアに当てながらアーマチヤを回転させる。
      2. 基準
        シックネスゲージが吸引または振動を起こさない。

        ■ 注 意 ■
        アーマチヤ表面の付着物を十分に取り除いてから点検する。


    3. 振れ点検
      1. Vブロックでアーマチャの両端を支え、ダイヤルゲージおよびダイヤルゲーシ平座形測定子を使用して、アーマチャの振れを測定する。
      2. 限度
        0.4mm


    4. 外径点検
      1. ノギスを使用して、コンミュテータの外径を測定する。
      2. 基準値
        28mm
        限度
        27mm


    5. 深さ点検
      1. ノギスを使用して、セグメント間のアンダーカットの深さを測定する。
      2. 基準値
        0.6mm
        限度
        0.2mm


  6. スタ-タクラツチ点検
    1. 作動点検
      1. ピニオンギヤを左に回転させたときロックし、右に回転させたとき滑らかに回転することを確認する。

  7. フイールドコイル点検
    1. 導通点検
      1. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、フィールドコイルブラシリードとC端子のハーネス間の導通の有無を確認する。
      2. SST
        09082-00030
        09083-00150

        基準
        導通あり


    2. 抵抗点検
      1. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、フィールドコイルブラシリードとヨークボデー間の抵抗を測定する。
      2. SST
        09082-00030
        09083-00150

        基準
        10MΩ以上


  8. ブラシ点検
    1. 長さ点検
      1. ノギスを使用して、ブラシ中央部の長さを測定する。
      2. 基準値
        16mm
        限度
        10mm


    2. ブラシスプリング点検
      1. バネばかりを使用して、ブラシスプリングの荷重を測定する。
      2. 基準値
        13.7-17.6N{1.4-1.8kgf}
        限度
        8.8N{0.9kgf}


  9. スタ-タクラツチ取り付け
    1. クラッチのブッシュ,スプライン部およびピニオンストップナットにデンソー50号グリースを塗布する。
    2. クラッチおよびピニオンストップナットをアーマチャに取り付ける。

    3. スナップリングにデンソー50号グリースを塗布し、アーマチャの溝に取り付ける。
    4. バイスでスナップリングを圧縮する。

    5. クラッチの外周を手で保持し、プラスチックハンマーを使用して、アーマチャを軽くたたき、ピニオンストップナットをスナップリングの上へ移動させる。

  10. スタ-タヨ-クASSY取り付け
    1. アーマチャをヨークに取り付ける。
    2. アーマチャのシャフト部をバイスに固定する。
    3. ■ 注 意 ■
      バイスを必要以上に締め付けない。

    4. ブラシホルダインシュレータを取り付ける。
    5. ブラシスプリング4個を取り付ける。
    6. ■ 注 意 ■
      ブラシスプリングの飛散に注意する。


    7. プレートを取り付ける。
    8. コンミュテータエンドフレームを取り付ける。
    9. ピニオンドライブレバーのハウジング,クラッチおよびムービングスタッドの各当たり面にデンソー50号グリースを塗布する。

    10. ボルト2本でヨークを取り付ける。

  11. スタ-タマグネツトスイツチASSY取り付け
    1. ムービングスタッドをピニオンドライブレバーの上側から引っ掛けて、マグネットスイッチを取り付ける。

    2. ナット2個を取り付ける。
    3. 基準値
      T=8.3N・m{85kgf・cm}


    4. ナットでC端子のハーネスを取り付ける。
    5. 基準値
      T=9.8N・m{100kgf・cm}