動力伝達装置

    クラッチペダルの遊び、切れたときの床板とのすき間

    1. 遊び
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。
      点検方法

      機器で測定することにより点検する。(例)遊び、ガタなどの点検

      1. クラッチペダルを指で押し込み、ペダルの遊びをスケールなどで測定し、規定の範囲内にあるかを点検する。

    3. 切れたときの床板とのすき間
    4. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。
      点検方法

      機器で測定することにより点検する。(例)遊び、ガタなどの点検

      1. アイドル状態で、クラッチペダルを床いっぱいまで踏み込み1速にシフトし、そこからペダルを徐々に放しクラッチがつながる直前までのペダルの動き量をスケールなどで測定し、規定の範囲内にあるかを点検する。

    5. ペダルの踏み込み具合
    6. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      発生音を聞くことにより点検する。(例)異音、作動などの点検

      1. クラッチペダルを踏み込み、下記のような異常がないかを点検する。
        • 踏みごたえがフワフワしないか。(エアの混入)
        • 異音がしないか。(取り付け部の緩み、連結部の摩耗・ガタ)
        • 異常なガタがないか。

    クラッチの作用

    1. 切れ具合、異音、重さ
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      発生音を聞くことにより点検する。(例)異音、作動などの点検

      1. アイドル状態で、クラッチペダルを踏み込み、1速またはリバースに異音がなくスムースにシフトできるかを点検する。また、ペダルを踏み込んだとき異音がしないか、異常に重くないかを点検する。

      2. ■ 注 意 ■
        異音の原因
        各摺動部(ペダル、レリーズフォーク、クラッチハブなどのグリース切れ)の異音、ベアリングの異音
        ペダル踏力
        ペダルの踏力は、クラッチディスクが摩耗してくると若干重くなる。また、各摺動部のグリース切れなどにより重くなる。

    3. つながり具合、滑り
    4. □ 参 考 □
      作業方法

      走行して点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. クラッチペダルを徐々に放し発進したとき、スムースにつながるかを点検する。また、発進時や加速時にクラッチの滑りがないかを点検する。

    クラッチ液の量

    1. 液量
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. クラッチマスターシリンダーのリザーバタンク内の液面が、規定の範囲内(MAX-MIN間)にあるかを点検する。

      2. ■ 注 意 ■
        クラッチ液は使用とともに減ることはなく、液面の低下(規定値以下)は液漏れと判断できるので、液漏れの入念な点検が必要

    3. 液漏れ
    4. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. クラッチ各部から液漏れがないかを点検する。
        • クラッチマスターシリンダー
        • クラッチレリーズシリンダー
        • パイプ、ホース接続部

    トランスミッション、トランスファのオイルの漏れ、量

    1. オイル漏れ
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. トランスミッション及びトランスファー各部からオイル漏れがないかを点検する。
        • 各ケース接合面
        • オイルパン
        • 各シャフト、ケーブル取り出し部
        • オイルシール部
        • ドレーンプラグ、フィラープラグ
        • パイプ、ホース接続部


    3. ホースの損傷
    4. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. オイルクーラーホースに亀裂やふくらみなどの損傷がないかを点検する。

    5. オイル量(M/T車)
    6. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. トランスミッション、トランスファーのフィラープラグを取りはずし、指などでオイル量が規定の範囲内にあるかを点検する。なお、オイル漏れがなければ、オイル量は正常(漏れがなければ、オイルが減ることはない)と判断し、この点検を省略してもよい。


    7. オイル量(A/T車)
    8. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。

      走行して点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. アイドル状態で、シフトレバーをPからLレンジまで順次シフトした後Pレンジにし、オイルレベルゲージでフルード量がHOTの範囲内にあることを点検する。

      2. ■ 注 意 ■
        フルード量は油温により大きく変化し、オイルレベルゲージのHOTの範囲は油温が75±5℃のときの規定のフルード量を示している。このため、フルード量点検は走行テストの後など油温が通常走行状態の温度(75±5℃)のときに行う。
        漏れがなければ、走行していて減ることはないので、フルード量がすくないときは漏れを点検するか、油温が低いと考え再度油温を上げて点検する。そのまま、フルードを補充するとフルード過多による不具合(フルード吹き出しなど)を起こすことがある。

    9. シフトポジションインジケーターの作用(A/T車)
    10. □ 参 考 □
      作業方法

      地上で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. アイドル状態でシフトレバーを各ポジションにシフトしたとき、ポジションインジケーターとの位置があっているかを点検する。

    オートマチックトランスミッションのパーキング機構の作動確認

    1. 作動
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      走行して点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. 坂路でPレンジにシフトし、パーキングブレーキおよびフートブレーキを解除したとき、車両が停止していることを点検する。

    プロペラシャフト、ドライブシャフトの連結部の緩み

    1. 緩み
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      工具により締め付け方向に回し、回らないかで緩みを点検する。(例)緩みの点検

      1. プロペラシャフトのフランジヨークの締め付けナット及びセンターベアリングブラケットの取り付けボルトに緩みがないかを点検する。

      2. ドライブシャフトの締め付けナット及びセンターベアリングブラケットの取り付けボルトに緩みがないかを点検する。


    ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部のダストブーツの亀裂、損傷

    1. 亀裂、損傷
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. ドライブシャフトのダストブーツに亀裂や破損がないかを点検する。また、ブーツクランプが正しく取り付けられているか、損傷がないかを点検する。

      2. ■ 注 意 ■
        フロントドライブシャフトのホイール側のブーツは、操舵により変位量が大きいため、亀裂があると進行しやすいので、注意して点検する。
        ダストブーツに小さくても貫通した傷があるものは、水、砂などが侵入してジョイントを損傷させるので交換する。

    3. グリース漏れ
    4. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. ドライブシャフトのダストブーツからグリース漏れがないかを点検する。

    プロペラシャフト、ドライブシャフトのスプライン部のがた

    1. がた
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. プロペラシャフトを手で回転方向に動かし、スプラインに異常なガタがないかを点検する。

      2. ■ 注 意 ■
        トランスミッション内部のガタ(ギヤのバックラッシュなど)もでてるくので、間違えないよう注意する。

      3. ドライブシャフトを手で回転方向に動かし、スプラインに異常なガタがないかを点検する。

      4. ■ 注 意 ■
        トランスアクスルやディファレンシャル内部のガタ(ギヤのバックラッシュなど)もでてるくので、間違えないよう注意する。

    プロペラシャフト、ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部のがた

    1. がた
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. プロペラシャフトのジョイント部付近を手で上下・左右方向に動かし、ユニバーサルジョイントにガタがないかを点検する。

      2. ドライブシャフトのジョイント部付近を手で上下・左右方向に動かし、ユニバーサルジョイントにガタがないかを点検する。

      3. ■ 注 意 ■
        アクスルブシュのガタもでてくる車種があるので間違えないよう注意すること。(ハイエース、タウンエース、ライトエース4WDなど)

    プロペラシャフト、ドライブシャフトのセンタベアリングのがた

    1. がた
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. プロペラシャフトのセンターベアリング付近を手で上下・左右方向に動かし、センターベアリングにガタがないかを点検する。

      2. ■ 注 意 ■
        センターベアリングはゴムブッシュを介して取り付けられているため、ゴムのたわみによる動きをガタと間違えないよう注意する。

      3. ドライブシャフトのセンターベアリング付近を手で上下・左右方向に動かし、センターベアリングにガタがないかを点検する。

    アクスルシャフトのねじれ、亀裂

    1. ねじれ、亀裂
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. リヤアクスルシャフトを取りはずし、シャフトにねじれや亀裂がないかを点検する。ただし、リヤアクスルシャフトの支持方法が全浮動式以外のものは、この点検を省略してもよい。

    ディファレンシャルのオイル漏れ、量

    1. オイル漏れ
    2. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      目視により点検する。(例)漏れ、損傷、量などの点検

      1. ディファレンシャル各部からオイル漏れがないかを点検する。
        • キャリヤ取り付け部
        • オイルシール部
        • ドレーンプラグ、フィラープラグ
        • ケース接合部


        ■ 注 意 ■
        トランスアクスル車は、トランスミッションのオイル漏れ点検に含む。

    3. オイル量
    4. □ 参 考 □
      作業方法

      リフトアップの状態で点検作業を行う。
      点検方法

      触れたり、作動させたり、揺らしたりして点検する。(例)作動、機能、ガタなどの点検

      1. ディファレンシャルのフィラープラグを取りはずし、指などでオイル量が規定の範囲内にあるかを点検する。なお、オイル漏れがなければ、オイル量は正常(漏れがなければ、オイルが減ることはない)と判断し、この点検を省略してもよい。

      2. ■ 注 意 ■
        トランスミッションとディファレンシャルのオイルが共用のものは、トランスミッションのオイル量点検に含む。